公開日 2013年06月03日 伊勢原の指定文化財 尾根山古墳出土品 読み、指定、種別、数量、所有者、指定日一覧 よみ おねやまこふんしゅつどひん 指定 市指定文化財 種別 考古資料 数量 一括 所有者 三ノ宮比々多神社 指定日 昭和63年4月30日 解説 尾根山古墳は三ノ宮の丘陵上、標高150メートルの東に傾斜する尾根に位置します。昭和36年から37年にかけて、神奈川県教育委員会により調査が行われました。調査は隣り合って立地する4基の古墳について行われ、いずれも川原石を用いた横穴式石室が確認されました。 出土遺物には、直刀、鉄鏃等の鉄製武器、耳環(じかん)、勾玉(まがたま)、切子玉等の装飾品、須恵器、土師器等の土器類があります。2号墳出土の直刀は長さ95センチメートルと大型です。また、墳丘から須恵器の高さ約80センチメートルを測る大甕(おおがめ)が出土しています。これら出土品の時期は6世紀から7世紀前半頃と考えられます。これらの古墳が時期を違えて順次築造され、さらにひとつの古墳に複数回の埋葬が行われていたことが明らかになっています。 お問い合わせ 文化財係住所:伊勢原市田中348番地TEL:0463-74-5109FAX:0463-95-7615
解説
尾根山古墳は三ノ宮の丘陵上、標高150メートルの東に傾斜する尾根に位置します。昭和36年から37年にかけて、神奈川県教育委員会により調査が行われました。調査は隣り合って立地する4基の古墳について行われ、いずれも川原石を用いた横穴式石室が確認されました。
出土遺物には、直刀、鉄鏃等の鉄製武器、耳環(じかん)、勾玉(まがたま)、切子玉等の装飾品、須恵器、土師器等の土器類があります。2号墳出土の直刀は長さ95センチメートルと大型です。また、墳丘から須恵器の高さ約80センチメートルを測る大甕(おおがめ)が出土しています。これら出土品の時期は6世紀から7世紀前半頃と考えられます。これらの古墳が時期を違えて順次築造され、さらにひとつの古墳に複数回の埋葬が行われていたことが明らかになっています。