公開日 2020年03月18日 伊勢原の指定文化財 木造賓頭盧尊者坐像 読み、指定、種別、数量、所有者、指定日一覧 よみ もくぞうびんずるそんじゃざぞう 指定 市指定文化財 種別 彫刻 数量 1 所有者 宝城坊 指定日 平成30年10月23日指定 詳細情報 木造賓頭盧尊者坐像の大きさと材質・構造 像高 78.6センチメートル(二尺六寸) 材質・構造 寄木造(よせぎづくり) 、漆塗り、玉眼(ぎょくがん) 解説 日向の宝城坊本堂の外陣に安置されている仏像です。 賓頭盧尊者とは、「ピンドーラ・バーラドヴァジャ」という釈迦の弟子の一人で、神通力を持っていたといわれています。 この仏像は室町時代中頃(15世紀)の作を考えられてきましたが、近年の調査研究により鎌倉時代初期、12世紀末ないし13世紀初め頃に作られたことがわかりました。 同じく宝城坊に現存する木造薬師如来坐像や木造阿弥陀如来坐像等とほぼ同じ時期に作られたと考えられ、仏像としての価値、宝城坊の歴史上の価値ともに貴重な作例です。 お問い合わせ 文化財係住所:伊勢原市田中348番地TEL:0463-74-5109FAX:0463-95-7615
解説
日向の宝城坊本堂の外陣に安置されている仏像です。
賓頭盧尊者とは、「ピンドーラ・バーラドヴァジャ」という釈迦の弟子の一人で、神通力を持っていたといわれています。
この仏像は室町時代中頃(15世紀)の作を考えられてきましたが、近年の調査研究により鎌倉時代初期、12世紀末ないし13世紀初め頃に作られたことがわかりました。
同じく宝城坊に現存する木造薬師如来坐像や木造阿弥陀如来坐像等とほぼ同じ時期に作られたと考えられ、仏像としての価値、宝城坊の歴史上の価値ともに貴重な作例です。