比々多神社

公開日 2020年05月13日

比々多神社

宝城坊

所在地

 伊勢原市三ノ宮1472番地

概要

三之宮比々多神社は、10世紀前半に編さんされたとされる延喜式神名帳にも記される長い歴史を持つ神社です。

祭神は豊斟渟尊(とよくむぬのみこと)で、国土創造の神を祀っており、そのほか酒解神(さかときのかみ)を合祀しているので、酒造家の間に崇敬されています。

創建の年代は、社殿によると紀元前660年とあり、神社周辺に相模の王の墓をはじめとする古墳が次々と営まれたころから聖地化されていったのでしょう。

神社に併設されている郷土博物館には、関東最古と伝えられる木造の「こま犬」のほか、近隣の古墳群から出土したとされる馬具や太刀、玉類、土器などの副葬品が、展示されています。

副葬品の質は極めて高く、当時の相模における最高権力者に供えられた副葬品と考えられます。

平安時代の天長9(832)年には、淳和天皇が「冠大明神」の神号を贈り、建久3(1192)年には、源頼朝が妻政子の安産を祈願して比々多神社に神馬を奉納しています。

安土桃山時代に社地を埒免から(恵泉女学園付近)現在の位置に移し、江戸時代になってからは、幕府より社領10石の朱印地が与えられています。

比々多神社で行われる祭事はとても賑やかで、毎年4月22日に行われる例大祭は、3基の山車が練り歩く近在きっての祭典行事であり、5月5日に大磯町で行われる、相模の国の一之宮寒川神社からから総社(五之宮)平塚八幡宮、総社六所神社が集まる国府祭(こうのまち)において、比々多神社は一之宮と二之宮を仲裁する重要な役割を果たします。

 

文化財

県指定

市指定

 

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お問い合わせ

教育総務課文化財係
住所:伊勢原市田中348番地
TEL:0463-74-5109
FAX:0463-95-7615