神奈川県のほぼ真ん中に位置する伊勢原市は、標高1251.7m、市のシンボル「大山」を中心に、豊かな自然と多くの歴史文化にあふれています。また、東京から50km圏内にあり、新東名高速道路や小田急小田原線などが市内を走り、交通環境が充実しています。伊勢原大山ICが開設したことや、現在進めている伊勢原駅北口の整備などにより、今後さらに市全体の活性化が期待されています。
市域には歴史や信仰の証である多くの文化財が残ります。特に日向薬師宝城坊は平安時代の薬師三尊像など、10件の国指定重要文化財を有する文化財の宝庫です。また、江戸時代に関東一円から多くの人々が大山へ参拝に訪れた「大山詣り」の歴史的・文化的ストーリーは、文化庁により「日本遺産」に認定されており、参道沿いに建ち並ぶ先導師旅館では、今でも当時の風情を感じる景観や料理が楽しめます。
豊かな自然に四季を感じる伊勢原は、都心に近い憩いの場として多くの観光客や登山客が訪れます。大山の山頂からは相模平野を一望でき、その先には相模湾に浮かぶ江ノ島や三浦半島なども見ることができます。「かながわのまつり50選」に数えられる伊勢原市最大のイベント「伊勢原観光道灌まつり」は、毎年趣向を凝らした様々な催しが行われ、訪れる人々に思い出を刻みます。
100 を超える地域の診療所から、救急医療を担う一次救急と二次救急、高度先進医療が整った三次救急まで医療体制が充実しており、人口1万人当たりの医師・看護師数は県内トップクラス。また、子育てしたいと思えるまちを目指し、妊娠・出産から子育て期まで切れ目のない支援の充実を進めています。自然豊かな公園からは、子どもたちの遊ぶ声が聞こえてくる、伊勢原はみんなが安心して暮らせるまちです。