公開日 2026年02月06日
地域住民などの協力により制作された「木目込ひな人形(※)」が、令和8年2月6日(金曜日)に成瀬小学校に寄贈されました。
※桐塑(桐の木粉に糊を混ぜた粘土材料)や木で作られた原型に溝を入れ、その溝に布地をヘラで入れ込んで(木目込んで)衣装を着せたひな人形のこと
厚木市在住の山崎美子さんがお母様の遺品である「木目込ひな人形」の制作セットを社会福祉協議会に寄附したことを受け、同協議会が地域学校協働活動推進員や民生委員・児童委員などを務める石塚京子さんに活用方法について相談。石塚さんは、成瀬小学校の児童に日本の伝統文化や季節を感じてもらいたいという想いから、同校の須永校長に「木目込ひな人形を学校に飾りたい」と打診したところ快諾され、昨年7月から制作がスタートしました。
制作には地域学校協働活動推進員、民生委員・児童委員をはじめとする地域の方16人が携わりました。制作キットには手順書が付いておらず、制作には多くの困難がありましたが、木目込人形の制作経験がある市内の方や木目込人形の資格を持つ市外の方にもご協力いただき、7カ月の歳月をかけて完成しました。ひな壇も地域の方の手作りで、完成した木目込ひな人形を一層引き立てています。
制作の中心を担った石塚さんは、ひな人形の設置を終え「ひな人形を小学校に飾りたいと思っていた。児童の情操教育に一役買えたら嬉しい」と話しました。寄贈を受けた同校の須永校長は「皆さまの力で想像を超える素敵なひな人形が完成して驚いている。子どもたちも喜んでくれると思う」と話しました。また、今回制作セットを寄附した山崎さんは「皆さんのお力と人のつながりで、人形に命を吹き込んでいただいて本当に感謝している。小学校に飾っていただき、母も喜んでいると思う」と話しました。
寄贈されたひな人形は、3月中旬まで同校の玄関ホールに展示される予定です。