とき

令和5年5月24日（水曜日）午前11時～11時30分

ところ

伊勢原市役所2階2C会議室

出席者

報道機関：神奈川新聞、読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、東京新聞、時事通信、TBS

市側：市長、副市長、教育長、企画部長、商工観光課長、環境対策課長、健康づくり課感染症対策担当課長　ほか

内容

1. 大山名物きゃらぶき風味「きゃらいなご」発売（資料1）
2. 伊勢原うまいもの遺産の販売収入1%を活用した文化財マップ（資料2)
3. 伊勢原市と東京電力パワーグリッド株式会社との脱炭素社会の実現に関する連携協定（資料3）
4. 伊勢原市ゼロカーボン・ドライブの普及促進に係る四者協定（資料4）

資料

令和5年5月24日記者会見資料[PDF：4.6MB]

市長発表要旨

1. 大山名物きゃらぶき風味「きゃらいなご」発売

   「伊勢原うまいもの遺産創造委員会」では、日本遺産ブランドを生かした新商品の開発を、地元事業者とともに進めています。この度、市内に加工場を持つTAKEO株式会社が、文化庁の「100年フード」に認定された大山の「きゃらぶき」を活用し、新商品「きゃらいなご」を開発しましたので、ご紹介します。「きゃらいなご」は、一般的な「いなごの佃煮」とは異なり、大山にある明治5年創業の「大津屋きゃらぶき本舗」のきゃらぶきを味付けに使用して、登山やハイキングの最中でも手を汚さずに食べられる、スナック感覚の「昆虫食」です。この商品は「伊勢原うまいもの遺産販売収入文化財還元制度」の趣旨にご賛同いただいたもので、売り上げの1%が本市文化財の保護・周知のために寄付されます。駅ナカクルリンハウスや、大山観光電鉄の売店、TAKEO株式会社の実店舗及びECサイトで購入することができます。

2. 伊勢原うまいもの遺産の販売収入1%を活用した文化財マップ
   

   この度、市内の文化財と花をめぐる伊勢原観光イメージマップ「文化財&花めぐりでタイムトラベル」を作成しました。これは、「きゃらいなご」の説明にもございましたが、「伊勢原うまいもの遺産販売収入文化財還元制度」による協賛金を活用したもので、市内の文化財と花の名所を紹介しています。本マップは、同制度を活用して令和3年8月に作成された「大山道　道標マップ」に続く観光マップの第2弾で、表面には市内の文化財の場所と年間を通じた花の見頃を、裏面には各文化財を縄文時代から時代別に紹介した内容となっています。本日、5月24日から、駅ナカクルリンハウスや、市役所の商工観光課、教育総務課で配布を開始しております。
   

3. 伊勢原市と東京電力パワーグリッド株式会社との脱炭素社会の実現に関する連携協定
   

   本市は、令和3年10月に、2050年における二酸化炭素排出量実質ゼロと、気候変動に強いまちを目指す「ゼロカーボンシティいせはら」を表明しました。この実現に向け、再生可能エネルギーの利活用や脱炭素化に向けたエネルギーの転換を推進することを目的に、東京電力パワーグリッド株式会社と連携協定を締結いたします。主な連携事項としましては、脱炭素に係る総合的な取組に関することや、市域におけるエネルギーの地産地消等の推進に関すること、さらには、脱炭素型まちづくりに向けたエネルギー転換に関することや、森林吸収源対策や環境保全に関することなど、多岐にわたる内容となっております。本日は、記者会見終了後の11時45分から、こちらの会場で連携協定式を行いますので、ご参加いただきたいと思います。

4. 伊勢原市ゼロカーボン・ドライブの普及促進に係る四者協定
   

   電気自動車の普及促進等に取り組むことを目的に、株式会社横浜銀行、ENEOS株式会社、株式会社浜銀ファイナンスと、「伊勢原市ゼロカーボン・ドライブの普及促進に係る四者協定」を締結いたしました。本協定に基づく取組として、本市と横浜銀行が連携し、EV（電気自動車）を、平日は公用車・社用車として使用し、休日は地域住民・観光客等に開放する「ＥＶカーシェア」を実施いたします。また、この事業では、平常時は市役所・銀行・地域住民の移動手段として、非常時は「動く蓄電池」としてEVを活用してまいります。今後も4者で連携し、運輸部門における温室効果ガスの削減と災害に強いまちの実現に向けた取組を進めてまいります。