公開日 2024年04月30日
とき
令和6年4月26日(金曜日)午前11時~正午
ところ
伊勢原市役所2階2C会議室
出席者
報道機関:神奈川新聞、読売新聞、朝日新聞、毎日新聞、時事通信、共同通信、TVK、タウンニュース
市側:市長、両副市長、市民協働課長、子育て支援課長、みどり公園課長、社会教育課長、広報戦略課長 ほか
内容
- 「多胎妊婦健康診査費用」の一部助成の開始(資料1)
- 東海大学との協働による平和ドキュメンタリー映像を公開(資料2)
資料
市長発表要旨
- 「多胎妊婦健康診査費用」の一部助成の開始
本市では、妊婦や赤ちゃんの健康状態を定期的に確認するため、妊婦健康診査の受診勧奨とともに、経済的な負担軽減として、14回の健診費用助成として7万8千円分の補助券を交付しています。
また、ふたごなどの多胎妊娠をされている方は、単体妊娠よりも頻回な妊婦健康診査が推奨されることから、今年の4月1日から助成枠を拡大し、多胎妊娠をされている方には、14回分の補助券に加え、妊婦健康診査1回あたり5千円を、5回まで、多胎妊婦健診助成として追加補助することといたしました。
追加分につきましては、受診後に償還払い申請で助成いたします。
妊娠届出時に保健師や助産師による面談で多胎妊娠かどうかを確認させていただき、母子健康手帳や補助券の交付のほか、多胎児子育ての情報や、応援体制について情報提供しながら、妊婦が安心して出産し、育児を行えるよう、個々に寄り添った伴走型相談支援を続けてまいります。 - 東海大学との協働による平和ドキュメンタリー映像を公開
市では、戦後70年の節目を迎えるにあたり、平和意識の醸成を図るため、平成26年度に東海大学水島研究室との協働事業として、戦争体験者のインタビュー映像制作を開始しました。
本協働事業では、企画段階から市と研究室で協議を行い、決定した内容に基づいて、それぞれ役割分担をしています。
研究室は、構成の立案や撮影・編集などを担当し、市は、撮影にかかる諸調整及び、必要に応じて一部負担金を支出しております。令和元年度までに、戦争体験者へのインタビューを中心とした「16作品」を制作・公開してまいりましたが、近年インタビューに応じていただける方が減少していることを受け、令和2年度から市内7地区に現存する石碑や建造物等への取材を通じて、戦争の悲惨さ・平和の尊さを伝える平和ドキュメンタリー映像「伝えたい想いを乗せて」を制作することとなりました。
これまでに、1年度に1つの地区にスポットをあてながら映像を制作しており、事業を開始した令和2年度は比々多地区、令和3年度は大田地区、令和4年度は伊勢原北地区を取り上げて映像を制作してまいりました。
地区の選定につきましては、例年、水島教授や研究室の学生と打ち合わせを行い、できる限り学生の意思を尊重する形で決定しております。
4作目となる今回は、高部屋地区を取り上げ、昭和11年に国から「愛育村」としての指定を受け、母子支援事業が始まった村の歴史や、「母子を守るため」の愛育事業と、「多くの命を奪う」戦争が関わっていたこと、さらに、愛育の精神を受け継ぐ「高部屋愛育保育園」の過去と現在の状況等を取材しています。
今回制作した映像は、4月5日から、市公式ユーチューブで公開しており、これまで制作した3作品も合わせてご覧いただけます。
今後も平和都市宣言に基づき、戦争の悲惨さや、平和の尊さを次世代に継承するための事業展開を図ってまいります。
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