公開日 2012年04月05日
更新日 2024年04月04日
一般家庭にも消火器を備えましょう。初期消火に消火器が有効です。
【消火器にも種類があります。】
- 業務用消火器
住宅用消火器に比べて消火性能や使用範囲などが優れており、消防法により消火器の
設置が必要な事業所等に用いられるものですが、住宅に設置しても問題ありません。
また、外面の25%以上を赤色にするよう決められています。
- 住宅用消火器
住宅での使用に限り適した簡易な消火器で、業務用消火器に比べて消火性能が劣ります。
なお、色の規制がなくカラフルでコンパクトなものも販売されていますが、消防法により設
置が必要な事業所等に設置することはできません。
【消火器の使用法】
動作は簡単な1.2.3の3動作です。
- 安全栓(ピン)を抜く。
- ホースを握る。
- レバーを握る。
ホースは根本でなく先をしっかり握る。放射は、炎に近づきすぎないようにする。
1.安全栓(ピン)を抜く
2.ホースを握る
3.レバーを握る
【消火器の設置場所】
- いざという時に使用できる場所に設置しましょう。
- 雨にかかるところは設置しないようにしましょう。
- ガスこんろや、ストーブのすぐ近くは避けてください。
- 玄関の付近、台所の入り口付近、2階の階段付近などが良いでしょう。
- 高温、多湿、腐食性ガスなどの当たるところは、避けましょう。
【消火器の購入について】
- 防災用品店、ホームセンターなどで販売しています。
- 検定合格品又は、住宅防火安心マークの付いた消火器を購入しましょう。
- 悪質な訪問販売、悪質な点検が後を絶ちません十分に注意してください。
- 消防署では、消火器の販売や点検をすることはありません。また、業者に販売、点検を依頼することもありません。
【消火器の交換】
- 業務用消火器の設計標準使用期限は、おおむね10年です。また、住宅用消火器の使用期限は、おおむね5年です。
- 各消火器には必ず表示がしてあります。
- 使用期限を過ぎた消火器は破裂などの事故の危険があり、また、使用期限を過ぎていなくても腐食、変形などがみられる場合は、放置せずに新しい消火器に取り替えることをお勧めします。
【消火器を正しく使うために】
- 購入時に取扱い説明書を良く読むとともに、再確認してください。
- 耐用年数、設計標準使用期限を過ぎたものは、使用しない。
- 人に向かって放射しない。
【点検】
- 定期的に点検しましょう
- ご自分で実施される場合の目安
- 安全栓が確実に装着されているか。
- 容器やキャップに変形、サビ、ゆるみがないか。
- ホースにひび割れ、ノズルにつまりはないか。
- ゲージの付いているものは正常値内を指しているか。
- 耐用年数、設計標準使用期限内であるか。
【消火器の廃棄について】
- 伊勢原市では消火器の収集及び処分は行っていません。
- 消火器を処分したい場合は、(社)日本消火器工業会が地域の販売代理店と協力して行っている消火器リサイクルシステム(消火器リサイクル推進センター(外部サイト))をご利用くだださい。また、新しい消火器を購入される場合は、無料で引き取りを行う販売店や専門業者もありますので、ご確認ください。
【消火器の事故について】
- 消火器の破裂事故が起こっています。
- 耐用年数、使用期限内のすぎたもの、期限内でもサビ、キズ、変形があるものなど「疲労した消火器」は内部の強い圧力によって破裂のおそれがあります。このような消火器は、訓練や自分での分解は絶対にやめ、販売業者などに引き取ってもらいましょう。
不良消火器1
不良消火器2
不良消火器3
お問い合わせ
消防本部 予防課 予防係
住所:伊勢原市伊勢原3丁目32番20号
TEL:0463-95-2118(直通)・0463-95-2119(代表)
FAX:0463-91-4325
お知らせ:問い合わせメールはこちら