公開日 2014年08月21日
更新日 2020年05月08日
過去のコラムは、食育担当者コラム バックナンバーを参照してください。
平成26年度ヘルスメイト養成講座 受講生募集中!
ヘルスメイト(食生活改善推進団体)をご存知ですか?「食改(しょっかい)さん」という呼び名で親しまれています。
ヘルスメイトは食を通して、元気で活力のある健康なまちづくりを推進していく食のボランティアです。
月に1回、料理や食・健康情報について学びながら、学んだことをお隣さんやお向かいさんに広め、健康でいきいき暮らせる伊勢原市を推進するための担い手として活動していらっしゃいます。
主な活動は地域の公民館での料理講習会。「親子クッキングが大好評だった」「高齢者にとても喜んでもらえた」など、活動を通して生きがいを感じていらっしゃいます。
市ではヘルスメイト養成講座を毎年開催しており、年代別の食育・健康管理、ボランティア活動などについての講話や調理実習等を講座内容に組み入れています。
これまで受講した方々からは「バランス考えて料理を作れるようになった」「栄養価計算ができるようになった」「友達が増えてよかった」などの感想をいただいています。
健康管理課 栄養士
8月は「かながわ食育月間」です
神奈川県では、家庭における食育を推進するため、子どもの夏休みにあたり、家族で食事をする機会が増える一方、生活が不規則になりやすい8月を「かながわ食育月間」と位置づけています。
また、毎月19日及び第1日曜日を「おうちでいただきますの日」とし、「家庭でごはんを食べることの大切さ」を呼びかけています。
伊勢原市でも、各種料理教室や学校等において、1日3回の食事でコミュニケーションの機会を増やすことの大切さを伝え、コミュニケーションがはずむ環境づくりに取り組んでいます
健康管理課 栄養士
大山きのこカレーミニコース作りに挑戦!
先日、高齢者の皆さんと一緒に、「大山きのこカレーミニコース」の調理実習をしました。このミニコースは地元の旅館・飲食店の女将さんたちが、大山に新たな名物を造りだそうと、豆腐、厚揚げ、きのこ類や柿、きゃらぶきなど地元の特産品を使って作り上げたメニューです。大山阿夫利神社下社参集殿で食べられますが、今回は手軽に家庭でも作れるようアレンジして作ってみました。
まずは、『大山きのこカレー』
地元産のきのこ類をたっぷり加え、玉ねぎ、人参、にんにく、生姜もみんなでみじん切り。福神漬けの代わりに大山名産のきゃらぶきを添えればより本格的です。
次は『おから・はいからコロッケ』を作りました。
豆腐をつくる際に生じるおからをたっぷりと使用しています。中にはむき枝豆と牛乳、ベーコンを加え、洋風の味付け。大きさはピンポン玉程度に丸め、かわいらしい形です。
そして、デザートは『豆腐のババロア』
大山名物といえば豆腐。意外にも牛乳と味の相性が良く、生クリームもさらに加えることで、ヘルシーなのに濃厚な味の仕上がりになりました。ババロアの上にかけたのは柿のジュレ。柿も大山の秋の名物です。
いずれも皆さんに好評で、大山きのこカレーをおかわりする方もいらっしゃいました。
ぜひ、皆さんも地元産のしいたけやしめじなどを使って、家庭オリジナルの大山きのこカレーを作ってみてはいかがでしょうか。
介護高齢福祉課 栄養士