公開日 2014年10月15日
更新日 2023年03月08日
家族をかたるオレオレ詐欺
『オレオレ詐欺』の被害にあわないために!!
- 家族だけの「合い言葉」を決めましょう。
- 電話を切ってまず冷静になりましょう。
- あらかじめ息子などとの連絡先【自宅電話、携帯電話、勤務先電話】をメモしておいて、電話口の目の届く場所に貼っておきましょう。
- 「電話番号が変わった」と知らせてきたら「オレオレ詐欺」です。一人で判断しないで、必ず家族や警察などに相談しましょう。
- 警察官や銀行員を名乗って、キャッシュカードの暗証番号を聞いてくるのは「オレオレ詐欺」です。教えないで警察に通報しましょう。
オレオレ詐欺の手口
- 息子・孫を名乗って「風邪をひいて声が変わった」「新しい携帯電話にして番号が変わった。新しい番号に変えておいて」と電話があり、その後
- 「小切手の入ったカバンを電車内に置き忘れてしまった。今日中に現金が必要だ。現金を用意できないと会社をクビになる」
- 「上司が半分出してくれるので、半分なんとか用意できないか」と電話が入り、相手が信用したところで現金を用意させます。
- 自宅または自宅近くの駐車場、駅などを現金受け渡し場所として指定し、同僚、部下を名乗った者を向け現金を受け取けとらせる【自宅受け取り型】の手口がほとんどです。
- このような電話があったら、必ず息子や孫の元の携帯電話番号にかけて確認するか、警察に相談してください。
- また、電話で警察官などをかたって「あなたの口座が犯罪に利用されています。預貯金の払い戻しを防ぐため暗証番号を教えてください。」と言って暗証番号を聞き出してきます。その後、銀行協会などを名乗る者から「このままでは口座が使えなくなります。別な口座を作って現金を移し替えなければ、入金も払い戻しもできなくなります。口座を作るにはキャッシュカードが必要です。これからキャッシュカードを預かりに行きます。」と電話が入り、自宅にキャッシュカードを受け取りに来ます。キャッシュカードを渡すと、受け取りに来た男は、その足で近くのATМで現金を引き出して騙し取るという手口があります。
- このような電話があったときに、絶対に暗証番号を教えたり、キャッシュカードを渡したりしないでください。警察が電話で暗証番号などを聞くことは絶対にありません。
- 最近は、役所を名乗って還付金をだまし取る「還付金詐欺」、金融機関や警察を名乗ってキャッシュカードをだまし取る「預貯金詐欺」や「キャッシュカード詐欺」の被害が増加し、息子じゃない人から電話がきて、だまされるケースが多くなっています。 「息子じゃないけど」警察官、役所の職員、銀行員を名乗り、電話で キャッシュカードを預かる ATMで還付金の手続きを 有料サイトの料金が未払い という話は、全部ウソ、だまされないでください。
- キャッシュカード手交型とは、 デパート店員や銀行協会、警察官などを装い、 「あなたのカードが不正に使われている。」 「詐欺グループを捕まえたら、あなたの個人情報が出てきた。」 などと電話をかけてきます。その後、 「あなたの口座が悪用されている。」 「キャッシュカードを新しくしましょう。」 などと言って、キャッシュカードを用意させ、被害者宅を訪れた、金融庁職員や警察官などを装う犯人が、 「キャッシュカードを預かる。」 「キャッシュカードを新しくします。」と言って、キャッシュカードをだまし取る手口です。
- キャッシュカードすり替え型とは、 被害者宅に犯人が来るところまでは、キャッシュカード手交型と同じですが、すり替え型では、犯人が持参した封筒に、キャッシュカードと暗証番号を書いた紙を入れさせ、その後、開けられないように 「封印をするので、印鑑を持って来てください。」 と言って、印鑑を取りに行かせ、被害者が離れた隙に、別のカードが入った偽物の封筒とすり替え、偽物のカードが入った封筒を、被害者に保管させ、本物のカードが入った封筒は、犯人が持って行ってしまう手口です。
市役所や社会保険庁をかたる還付金詐欺
『還付金詐欺』の被害にあわないために!!
- 市役所や社会保険庁など公的機関・電力会社からの還付の手続きは、ATM(現金自動預払機)ではできません。
- 「還付金があります」と言われても、絶対にATMには行かないようにしましょう。
- 電話があったら、まず、家族、警察に相談しましょう。
その他の振り込め詐欺
『架空請求詐欺』の被害にあわないために!!
- 利用した覚えがなければ現金を払わず、請求を受けてもはっきり断る。
- 相手に連絡しないこと。
- 見覚えのない送信元からのメールに表示されているアドレスには、絶対にアクセスしないこと。
- まず、警察、消費生活センター(市役所1階)に相談しましょう。
『融資保証金詐欺』の被害にあわないために!!
- 正規の貸金業者では、保証金や借入金データの抹消など、いかなる名目であっても、融資を前提に現金を振り込ませることはありません。
- 保証金などを要求されたら、まずは警察、消費生活センター(市役所1階)などに相談しましょう。