公開日 2016年05月11日
更新日 2021年08月25日
実施期間
5月1日~6月30日の2カ月間「不正大麻・けし撲滅運動」を全国で実施します。
「大麻」や麻薬の原料となる「けし」は、大麻取締法、あへん法等により、特別に厚生労働大臣の許可を受けなければ、持つことも栽培することも禁止されています。
しかし、大麻やけしが自生していたり、違法とは知らずに栽培されていることがあります。
そこで、栽培が禁止されている大麻・けしについて知っていただき、不正大麻・けしを撲滅することを目的として実施しています。
大麻(アサ)とは・・・
茎から丈夫な繊維がとれるので、古代から繊維をとる植物として栽培・利用されてきました。
しかし、その花や葉(大麻)には幻覚を引き起こす成分が含まれているため、法律で一般の栽培や所持が禁止されています。
けしとは・・・
けしの仲間(ケシ属植物)は、春から夏にかけて色鮮やかで美しい大きな花を咲かせるものが多く、ガーデニングや切り花用の植物として人気があります。
しかし、けしの仲間には、法律で栽培が禁止されているものがあります。
これらは外観の特徴から、園芸用のけしと区別できます。
植えてはいけないけし
- ケシ(ソムニフェルム種)
- アツミゲシ(セティゲルム種)
- ハカマオニゲシ(ブラクテアツム種)
これらの栽培は法律で禁止されています!
植えてよいけし
- オニゲシ
- ヒナゲシ(虜美人草)
- ブルーポピー
- アイスランドポピー
「大麻・けしの見分け方」(パンフレット)
厚生労働省 大麻・けしの見分け方からご覧になれます。