公開日 2018年04月18日
更新日 2024年04月03日
わたしたちの周りには化学物質過敏症でお困りの方がいます。
化学物質過敏症について御理解いただき、周りへの御配慮をお願いします。
化学物資過敏症への御理解と御配慮をお願いします(伊勢原市作成)[PDF:265KB]
化学物質過敏症とは?
最初にある程度の量の化学物質にさらされるか、あるいは低濃度の化学物質に長期間繰り返しさらされるなどして、いったん過敏症状になると、その後はわずかな化学物質にも過敏症状を来すようになります。
発症などの仕組みについては未解明な部分があり、治療法なども確立されていません。
私たちの日常生活の中では、家庭用品や化粧品・柔軟仕上げ剤や住宅建材など、様々な製品に含まれる化学物質に敏感に反応して、頭痛・めまい・耳鳴り・不眠・だるさなど、様々な症状があらわれるといわれています。
特に、発達段階の子どもは環境汚染の影響を受けやすく、化学物質に対して特有の感受性を持っていると言われています。
「その香り、困っている人もいます」ポスター(消費者庁・文部科学省・厚生労働省・経済産業省・環境省)[PDF:829KB]
その香り本当に心地よいですか?
においの強さや感じ方には個人差があります。自分の慣れたにおいは、感じにくくなる傾向にあるため、においを強くしようと柔軟仕上げ剤や香水などの使用量が徐々に増えてしまうこともあります。
また、自分とっては快適なにおいでも、他人には不快に感じることもあることを認識して、使用にあたっては、使用量が過度にならないよう配慮する必要があります。
柔軟仕上げ剤のにおいに関しては、国民生活センターの情報提供を御参照ください。
わたしたち一人ひとりにもできることがあります。
自分にとっては快適なにおいであっても、アレルギー体質の方や、化学物質過敏症の方にとっては症状を悪化させることがあります。
化学物質過敏症によりお困りの方がいらっしゃることを認識し、柔軟仕上げ剤、香水及び除草剤を使用する場合は、周りの方に配慮し、その使用量を守り、過度にならないよう注意しましょう。
- 公共の場など、人が集まるところでは香料などの使用に配慮しましょう。
- 住宅地などで農薬や除草剤を使用するときには、飛散防止に努めましょう。
- 柔軟仕上げ剤・洗剤・シャンプー・香水・整髪料などに含まれる香料の使用については、使用量が過度にならないようにしましょう。
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