公開日 2019年07月29日
更新日 2024年10月23日
風しんの予防接種は、予防接種法に基づき公的に行われています。昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性は、公的な接種を受ける機会がなかったため抗体保有率が他の世代に比べて低くなっています。
そこで、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性に、全国の指定の医療機関で令和7年3月まで利用できるクーポン券を発行しました。
対象となる人は、抗体検査を受けていただき、抗体検査の結果十分な量の風しんの抗体を保有していないことが分かった場合、定期予防接種を受けることができます。
風しん抗体検査・予防接種を受けましょう[PDF:535KB]
対象者
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性
令和6年2月末時点で抗体検査未受験の人にクーポン券を令和6年3月に発送しました。既に抗体検査をした人でクーポン券が届いた場合は、行き違いですのでご容赦ください。
市外に転出した場合
転出した場合、伊勢原市発行のクーポン券は使用できません。転出先の市区町村で再度クーポン券の発行を受けてください。
伊勢原市に転入された場合
転入前の市区町村で発行されたクーポン券は使用できません。健康づくり課で新たなクーポン券を発行しますので、ご連絡ください。
クーポン券を紛失された場合
健康づくり課でクーポン券を再発行しますので、ご連絡ください。
実施期間(延長しました)
実施期間は令和6年度で終了です。令和6年度発行のクーポン券の期限は令和7年3月末までです。
抗体検査の結果が出るまで時間がかかります。3月末までに定期予防接種が終了するように、余裕をもって抗体検査を受検しましょう。
費用
抗体検査、定期予防接種は無料
持ち物
1. 抗体検査を受ける場合
無料クーポン券、 身分証明書(運転免許証、健康保険証など)
2.定期予防接種を受ける場合
無料クーポン券、身分証明書(運転免許証、健康保険証、マイナンバーカードなど)、風しん抗体検査受診票(本人控え)
風しん抗体検査・定期予防接種実施医療機関
- 市内の医療機関一覧[PDF:600KB]
- 全国の指定医療機関(厚生労働省ホームページ)
- 社会保険に加入している場合は、勤務先での事業所健診の機会に抗体検査を受けられる場合があります。勤務先の健診担当にお問い合わせください。
- 医療機関によっては、抗体検査・予防接種を実施する曜日や時間帯が決まっている場合がありますので事前に医療機関へお問い合わせください。
風しんについて
風しん(三日ばしか)は、風しんウイルスに感染して起きる発疹性の病気で、軽い麻しん(はしか)の症状に似ています。春先から初夏に流行することが多く、2~3週間の潜伏期の後、発熱、リンパ節腫張と共に発しんがみられ、3日程持続しますが、熱が出ないこともあります。また、大人が罹患すると、その症状は乳幼児に比べて一般に重く、高熱が持続したり、関節痛の頻度が高いといわれています。特に、妊娠初期にこの病気にかかると、出生時が難聴、先天性心疾患、白内障、精神運動発達遅滞等の先天性風しん症候群を発症する可能性があります。
副反応について
主な副反応は、発熱(接種した者のうち20%程度)や、発しん(接種した者のうち10%程度)です。これらの症状は、接種後5~14日の間に多くみられます。接種直後から翌日に過敏症状と考えられる発熱、発しん、掻痒(かゆみ)などがみられることがありますが、これらの症状は通常1~3日でおさまります。
ときに、接種部位の発赤、腫れ、硬結(しこり)、リンパ節の腫れ等がみられることがありますが、いずれも一過性で数日中に消失します。稀に生じる重い副反応としては、アナフィラキシー、急性血小板減少性紫斑病、脳炎及びけいれん等が報告されています。
PDFの閲覧にはAdobe社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。
Adobe Acrobat Readerダウンロード