公開日 2019年11月29日
更新日 2020年10月01日
「COOL CHOICE(クールチョイス)」の取組の一環として、令和元年11月24日(日)に、厚木ガス株式会社伊勢原支店クッキングスタジオにて「体験!エコ・クッキング」を開催しました。
エコ・クッキングとは「買い物」「調理」「片付け」の一連の流れを通して環境に配慮した食生活を提案し、ガス・水道使用量の節約、生ごみの減量をめざす環境負荷を配慮した料理方法のことです。
今回は16名の方に参加いただき、栄養士・国際薬膳師の芳賀光子さん、エコ・クッキングナビゲーターの田中三友季さんの指導のもと、「家族で楽しむクリスマスメニュー」をテーマにチャーシューほか5点を調理しました。
(芳賀光子先生考案)家族で楽しむクリスマスメニュー[PDF:901KB]
(コーンバターライス・チャーシュー・変わりシューマイ・大根ツリーサラダ・イタリアンスープ・旬の柿ゼリー)
※「エコ・クッキング」は、東京ガス株式会社の登録商標です。
今回のエコ・クッキングで実践したこと
・旬の食材(大根・柿)を使いました。
・大根の皮・キャベツとセロリの芯を捨てずに、スープに使いました。
・茹でる際は蓋をして、熱を逃がさないようにしました。
・一つのフライパンを使いまわすなど、洗い物を減らす工夫をしました。
・洗剤は環境にやさしい菜の花せっけんを使いました。
・三角コーナーの代わりにチラシで生ごみ入れを作り、生ごみの水分を吸い取らせました。
環境負荷を配慮した料理方法ってどういうこと?
買い物
生産や運搬などにかかるエネルギーを考えて選ぶ
遠くで生産された食材は、伊勢原市に届くまでにガソリンなど膨大なエネルギーが使われています。旬でない食材を生産するには、温室栽培などを行うためにエネルギーが必要です。旬の食材や地元で採れた食材を選びましょう。旬の食材は、おいしくて栄養もあります。
調理
ごみを減らし、エネルギーを上手に使う
家庭から出る生ごみの約6割を食べ残しや調理くずが占めています。料理の作りすぎに気をつけ、野菜や果物の皮・芯・茎も利用しましょう。作りすぎは食品ロスを増やし、エネルギーの無駄にもなります。加熱する際は、鍋底の水滴を拭く、鍋に蓋をするなど、エネルギーを上手に使いましょう。また、複数の食材を一緒に加熱する、一つの鍋を使いまわす、余熱を利用するなど、省エネな調理法を工夫しましょう。
片付け
水を大切にし、生ごみの捨て方に気を付ける
台所の排水の汚れが、河川や海水の汚染につながります。味噌汁1杯を排水口から流すと、魚がすめるきれいな水にするには1杯300Lのお風呂の水4.7杯分が必要だといわれています。(環境省「家庭排水の汚濁負荷と生活排水対策」より引用)洗い桶を使う、鍋や皿の汚れは洗う前に拭き取る、汚れの少ないものから洗うなど、水を大切にし排水を汚さないように注意しましょう。また、生ごみは水気をきってから捨てましょう。水を多く含んでいると悪臭の原因になるほか、ごみを燃やすときに多くのエネルギーが必要になります。
過去に開催したエコ・クッキングメニュー
夏の疲れを回復させる野菜を中心としたエコ・クッキングメニュー
令和元年9月15日(日)に調理を行ったメニューです。
(芳賀先生考案)夏の疲れを回復させる野菜を中心としたエコ・クッキングメニュー[PDF:669KB]
旬のキャベツを使った かんたん元気メニュー
平成29年6月6日(火)に調理を行ったメニューです。
旬のキャベツを使ったかんたん元気メニュー[PDF:806KB]
新春を祝う新しいお正月膳
平成28年11月27日(日)に調理を行ったメニューです。
旬のゴーヤと地場産食材を使用したピザとキッシュ
平成28年8月1日(月)に調理を行ったメニューです。
旬のゴーヤと地場産食材を使用したピザとキッシュレシピ[PDF:82KB]
フライパン一つでつくるパエリア(春夏編)
平成27年6月25日(木)に調理を行ったメニューです。
フライパン一つでつくるパエリア(春夏編)レシピ[PDF:171KB]
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