公開日 2021年02月15日
更新日 2021年02月19日
第3回「伊勢原工業団地の入居企業が決定」
今回紹介するのは市内で初めて作られた工業団地「内陸伊勢原工業団地」について掲載された、昭和47(1972)年1月1日の記事です。
記事の内容
無公害へ配慮も万全伊勢原工業団地 入居47企業
県企業庁などが造成を進めていた「伊勢原工業団地」も入居工場が全部決まり、現在、工場建設が盛んに行なわれており既に十二月中旬から一部で操業が始まった。五十年に全面操業すると、緑の中のモデル工業団地が出現する―と、伊勢原市では期待をかけている。(後略)[神奈川新聞]
環境に配慮し、市の発展を支えている工業団地
県企業庁と本市が鈴川の農地約66万平方メートルを買収し、43年から4カ年かけて造成を行ったもので、一次募集で34社、二次募集で13社の入居が決定しました。総事業費は53億7000万円。公害対策や従業員の働きやすい環境づくりに重点を置き、鈴川公園を設けたほか、比較的小規模の工場を中心部に寄せ、大規模工場をその周りに建設したというのが特徴でした。建ぺい率は40パーセントと厳しく、各工場の内部に緑化が義務付けられており、全国的にも先進的な工業団地として誕生しました。
掲載
広報いせはら 令和3年2月15日号 第4面 ※紙面左下
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