市制施行50周年記念アーカイブ 新聞記事で振り返る あの日、あの時 第7回「産業能率大学着工、伊志田高校名称決定」

公開日 2021年07月15日

更新日 2021年07月15日

第7回「産業能率大学着工、伊志田高校名称決定」

今回紹介するのは、産業能率大学の着工をはじめ、市内の教育施設建設について掲載された、昭和51(1976)年1月16日の記事です。

記事の内容

学園都市の性格強める産業能大、県立高、看護学院など環境良く進出相次ぐ

東京や横浜まで電車で一時間前後の伊勢原市は、四十六年三月の市制施行以来、人口が二万人近くも増え首都圏のベッドタウンとしての性格を強めている。そこへ、産業能率大学が今春にも着工される見通しになり、県立伊志田高の新規開校、県立看護学院用地の取得―など、既存の東海大医学部、恵泉女学園短大園芸生活科を含め「学園都市」の性格が色濃くなってきた。(中略)環境の良さに着目した産業能率大(東京都世田谷区)も、大手不動産会社が所有していた上粕屋の約七万五千平方㍍の用地を一昨年二月に買収した。ところが、用地内に遺跡がある可能性が出てきたため、発掘調査が続けられていたが、このほど「重要な遺跡はない」と結論が出され、昨年十一月末、市から開発許可が出た。(中略)また、伊勢原高(同市田中、二十四年一月に町立高等女学校から県に移管)に続く県立高校の設置が同市石田に決定、校名もこのほど「伊志田高」と決まった。四月開校で一期生の募集定員は百八十人(全日普通科)だが、当面は厚木南校で仮住まい。 (後略)[神奈川新聞]

学びの場が広がり、地域の活力向上につながっています


昭和54(1979)年4月に開校した産業能率大学。教員や学生が本市の事業に参画するなど協力関係が築かれ、平成30(2018)年8月には人的交流の推進や知的・物的資源の相互活用、調査研究・事業の共同実施などを目的とした「連携・協力に関する包括協定」を締結しました。伊志田高校の名称は、「新編相模風土記」に石田村(伊志太牟良)と万葉仮名がつけてあることから、伊志太の太を田に置き換えれば、伊勢原の伊と石田の田が含まれ、志は「少年よ大志を抱け」に通じるということから決定しました。

掲載

広報いせはら 令和3年7月15日号 第4面 ※紙面左下

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