公開日 2021年09月21日
更新日 2021年09月21日
毎月19日は食育の日。市では食にまつわる情報を発信しています。
9月1日は防災の日。すでに非常持出袋や防災グッズの点検はしましたか?
今月は、災害時に備える食品に関するお話です。食品の備蓄は、2つの状況を想定しましょう。
(1)非常持出袋(安全に非難するために必要最低限、持ち出すもの)に食品と水分を最低3日分程度、備える。
はじめの3日分は、水や火、電気、ガスが使えなくても食べられる非常食やレトルト食品、缶詰などを備えます。
自分が好きなもの、日ごろ食べ慣れているものがいいですね。
(2)さらに10~14日分の食料を備蓄する。
非常備蓄品(ライフラインが止まった時に備えて家などに備えておくもの)を日常のストックとして兼ねる
ローリングストック法がおすすめです。ローリングストック法とは
「非常食や非常備蓄品を食べ、食べたら買い足し備蓄する」
という方法です。非常食は「気が付いたら賞味期限が過ぎて捨ててしまう」という失敗が起こりがちです。
日ごろから備蓄のレトルト食品も食事に使用し、食べ方や味の確認をしておきましょう。
また、非常時には便秘になることが多いそうです。
避難生活などが長期化すると健康面での問題が生じることも考えられます。
備蓄品は、できるだけ主食、主菜、副菜、飲料をそろえ、栄養バランスを意識しましょう。
野菜を多く使用したレトルト食品や野菜ジュースなどからビタミン類、食物繊維を摂取できます。
乾物やドライフルーツもおすすめです。
◇今月のレシピは、地域の公民館などで食に関するボランティア活動をしている
ヘルスメイト(食生活改善推進員)が紹介する「ポリ袋で調理するピラフ」です。
非常時に鍋を汚さず、同時に何品も調理することができるレシピで水も再利用できます。
いざというときに戸惑うことのないよう普段のレシピに加えてみませんか。
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