公開日 2021年11月15日
更新日 2021年11月15日
第11回「市民文化会館がオープン」
今回紹介するのは市制施行9周年を迎えた同日に、落成式が行われた市民文化会館について掲載された、昭和55(1980)年3月1日の記事です。
記事の内容
きょうオープン伊勢原市民文化会館市民文化活動の拠点に総タイル張り 周囲にマッチ
伊勢原市民文化会館がきょう一日オープンする。五十二年から総工費十九億円を投じて建設された。隣接の市庁舎に色彩がマッチするよう設計された総タイル張りの外観。千三百四十人を収容する大ホールには、ガラス張りの特別観覧席や三分割に使用できるオーケストラピットなど独特の設計が施されている。会館内には展示室、畳敷きの練習室が設けられ、市内の各種団体も利用できる。既に大ホールはことし七月までの土、日曜日の使用申し込みは満ぱいの状態。伊勢原市民の文化活動の拠点としてフルに活用されそうだ。後略)[神奈川新聞]
近代建築の粋すいが集まった「市民文化の殿堂」が誕生しました
行政文化センター協議会を中心に建設構想がまとめられ、昭和54(1979)年10月から本格的な工事が始まった市民文化会館。近代的な音響効果を高め、音楽・演劇などが楽しめる大ホールと合唱やピアノ演奏といった発表の場としても利用できる小ホールを中心に、展示室や練習室などを1階に集中して配置し、車いす利用者も館内を移動しやすいように設計しました。また、郷土の歴史や明るく豊かで健康な風土を象徴するものとして、舞台を飾る緞どん帳ちょうを製作。大ホールは「栄光の伊勢原」、小ホールは「緑りょっ景けいの詩うた」をテーマに、市の木「シイ」と市の花「キキョウ」、市の鳥「ヤマドリ」を取り入れた図柄が描かれ、落成式当日に披露されました。さらに後日、記念行事としてTBS「家族そろって歌合戦」やNHK「のど自慢大会」の公開収録が行われました。
掲載
広報いせはら 令和3年11月15日号 第4面 ※紙面左下
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