【令和4年1月】「肥満を予防しよう(ダイエット中の朝食について)」

公開日 2022年01月19日

更新日 2024年10月21日

【食育掲示板 1月 肥満を予防しよう (ダイエット中の朝食について) 】
 ***毎月 19 日は食育の日。市では食にまつわる情報を発信しています***


 今回は、ダイエット中の朝食についてのお話です。
 ダイエットのためといって、朝食を抜いていませんか?
朝食をとらないと、身体はエネルギーカロリー 不足に対応するため、昼食や夕食で摂取したエネルギーを脂肪として蓄えようとします。
 一方、朝食で摂取したエネルギーは日中の活動で消費されるので、1 日の総摂取エネルギーは同じでも、朝食で多くとった方が体重は増えにくいと考えられます。

ダイエットをするならば、朝食をしっかりとって、昼食や夕食を抑える方がおすすめです。


《朝食をとるメリット》
◇メリット1  代謝を上げる
 朝食をとると、体温は徐々に上がり始めてお昼ごろピークとなり、夜まで維持されます。しかし朝食を抜くと体温のピーク値が低くなり、さらにはそれを夜まで維持することができません。

体温が高ければ身体のエネルギー消費量は増えるため、朝食をしっかり食べることはエネルギーを消費しやすくなることにつながります。
 また、たんぱく質をしっかりと意識してとることで、筋肉の減少を防ぐことができ、脂肪が燃えやすい身体になります。

◇メリット2  便秘を防げる
 ダイエット中、食事量が極端に減ると、便の材料や食物繊維が不足し便秘になりがちです。朝食をとることで刺激が与えられ、腸の働きを活発にし、便の排出をスムーズにすることができます。


◇メリット3  血糖値の急上昇を防げる
 朝食を抜くと、前日の夕食からその日の昼食まで、十数時間空くことになります。長時間の空腹状態後にとる食事は、血糖値の急上昇を招きます。
 急激な血糖値の上昇は血管にダメージを与え、動脈硬化の進行につながるため、高血糖や糖尿病などが気になる人は、特に注意が必要です。


◇今月のレシピは「令和3 年度食育料理コンテスト・小学生の部」受賞者のレシピを紹介します テーマ:「野菜を使った朝食にふさわしい一品料理 」
市食育ホームページで紹介しています。

令和3年度食育料理コンテスト(小学生の部)受賞者レシピ

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