令和4年7月19日、伊勢原シティプラザで今年2回目となる「家族介護者教室」を開催しました。
　この事業は、高齢者を介護している方や、ご自身が65歳以上の方を対象に、介護に関する知識を深め、今後の生活に役立てていただくため、地域包括支援センターと市が合同で開催しているものです。

今回のテーマは「介護保険制度とお金のはなし」。
　前半は、南部地域包括支援センターの高梨さんに、介護保険制度の概要、各種サービスの利用条件などについて解説していただきました。後半は、市と包括協定を締結している明治安田生命保険相互会社の石田さんより、健康と介護が必要な状態の分かれ目である「フレイル」の予防、介護にかかる初期費用や継続的に必要な資金などについて、具体的なデータや事例を交えてご説明いただきました。

参加者の方からは、「介護費用は（思ったより）高額だった」などの不安の声もあった一方、「施設入所か在宅か、お金をかけられる想定ができた」「資料をよく読んでみたい」といった前向きな声もあり、自身や家族のライフプランについて考えるきっかけにもなったようです。

次回の家族介護者教室は、9月21日(水曜日)午前10時～正午の予定です。
テーマは「これで安心！福祉用具の選び方」。介護が必要になっても在宅生活を安心して過ごせるよう、福祉用具の選び方や使い方のポイント、住宅改修の具体例を紹介します。
8月15日から申し込みを開始しますので、これを機にぜひお申し込みください。