公開日 2023年04月05日
公共施設等総合管理計画及び公共施設再配置プランの概要
今後本格化する人口減少や少子高齢化の進展等による公共施設等の利用需要等の変化や財政への影響、過去の人口急増期に多く整備された公共施設等の老朽化への対応、将来の公共施設等の更新・大規模改修等に要する財源の不足など、本市の公共施設等には大きな課題があります。
こうした中で、市民生活に必要不可欠な公共施設等を適切に管理し、安全・安心で持続可能な行政サービスを提供していくためには、長期的な視点で既存の施設の長寿命化などを計画的に行うことにより、財政負担の軽減・平準化を図るとともに、将来にわたる利用ニーズを的確に捉え、様々な機能を融合させて、施設の規模は縮めても機能は充実させる『縮充』という考え方のもとで、公共施設の「質」と「量」の『最適化』を実現していくことが求められています。
本市では、平成28年に公共施設等総合管理計画を策定し、公共施設の見直しを進めてきましたが、これまでの取組や新たに顕在化した課題への対応方針を反映させる必要が生じたことや、総務省から示された公共施設等総合管理計画の策定等に関する指針の改定において、総合管理計画の不断の見直し・充実を図るとともに、本計画に盛り込むべき記載事項等についての要請があったことなどを踏まえて、中長期的な視点から、公共施設等の管理に関する基本的な考え方や施設類型ごとの基本的な方針を整理するため、『公共施設等総合管理計画』を改訂しました。
また、公共施設の『縮充』・『最適化』の実現に向けて、個々の施設ごとに今後の対応策や検討課題などの見直しの方向性を具体化し、公共施設の総合的かつ計画的な管理を着実に推進するため、新たに『公共施設再配置プラン』を策定しました。
公共施設等総合管理計画及び公共施設再配置プランの概要[PDF:822KB]
公共施設等総合管理計画の改訂
改訂の主なポイント
- 計画期間:30年間(令和5(2023)年度~令和34年度(2052)年度)
- 人口動向、財政状況、公共施設等の現況及び将来見通しの時点更新
- 公共施設等の管理に関する基本的な考え方、施設類型ごとの管理に関する基本的な方針等を整理
- 中長期的な視点により、公共施設の縮充・最適化の取組の進捗状況を把握し、着実に推進するため、数値目標を設定
公共施設再配置プランの策定
策定の主なポイント
- 計画期間:10年間(令和5(2023)年度~令和14(2032)年度)
- 対策の優先順位の考え方を整理
- 施設評価等を踏まえて、個別施設ごとに「見直しの方向性」を具体化
- 個別施設ごとに、対策の内容や実施時期(ロードマップ)、対策の概算費用(試算額)等を明示
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