公開日 2025年04月24日
伊勢原市では、平和推進事業の一環として、東海大学文化社会学部広報メディア学科・水島研究室と協働し、平和史料収集・公開事業に取り組んでいます。
「伝えたい想いを乗せて」は、戦争の記憶を風化させることなく平和の尊さを次世代へ伝えることを目的に、市内各地の石碑や建造物などに宿る戦争の記憶に焦点を当て制作した映像作品です。
大山地区
令和6年度は、大山地区にある「輝け杉の子像」に焦点を当て、石碑が設置された経緯や込められた想いについて学生が取材しました。
【取材先】
- 大山阿夫利神社下社境内(輝け杉の子像)
- 旅館かすみ荘(疎開児童が生活していた旅館)
- 生田緑地枡形山広場(輝け杉の子像)
【インタビュー】
- 米田 信一氏(川崎市退職教職員の会)
- 内海 博文氏(大山先導師会旅館組合長)
高部屋地区
令和5年度は、高部屋地区で行われていた「愛育事業」に焦点を当て、過去の歴史について学生が取材しました。
【取材・インタビュー先】
- 濱島 美和氏(高部屋愛育保育園 園長)
- 芦原 秀人氏(市民リポーター)
- 桑原 公美子氏(東海大学児童教育学部児童教育学科 教授)
伊勢原北地区
令和4年度は、伊勢原北地区に残る「空襲を知らせた鐘」に焦点を当て、当時を知る地元住民と消防団を学生が取材しました。
【取材・インタビュー先】
- 豊田屋(鈴木セツ子氏)
- 大田屋(杉山重光氏、杉山仁重氏)
- 伊勢原市消防団第一部第一分団(杉山仁重氏)
大田地区
令和3年度は、市内大田地区のお寺や神社を学生たちが取材しました。市内在住の戦争体験者である亀井フジヱ氏にも、当時の生活について伺いました。
【取材先】
- 蓮華寺(戦時中疎開先となったお寺)
- 八幡神社(出征を祈念する石碑が残された神社)
- 大田小学校
【インタビュー】
- 亀井フジヱ氏
- 和田速男氏
比々多地区
令和2年度は、市内比々多地区の石碑や建造物を学生たちが取材し、現在の風景に眠る「戦争の記憶」に焦点を当てたドキュメンタリーを制作しました。
【取材先】
- 三之宮比々多神社(招魂社)
- 貞晃寺(平和観音)
- 比々多小学校
【インタビュー】
- 永井治子氏(三之宮比々多神社)
- 村松重明氏(貞晃寺)