公開日 2024年06月03日
お子さんを2人、3人と同時に出産、子育てされることは想像以上の大変さがあり、周囲のサポートが不可欠です。ふたご、みつごなど多胎児を妊娠、子育てされるお母さんやそのご家族を妊娠期から切れ目なくサポートできるよう、様々な事業や支援を行っています。
妊娠がわかったら
妊婦健康診査(令和6年4月から補助回数が5回増加)
多胎(ふたご、みつご等)妊娠の方は、単体妊娠の場合よりも頻回な妊婦健康診査受診が推奨されています。
妊婦健康診査費用補助券14回分を超えて受診した妊婦健康診査費用について助成します。
1回あたり 5,000円まで(5,000円に満たない場合は支払った金額)
1人あたり 5回まで
※令和6年4月1日以降に受診した健診が対象です。また、保険診療分は対象外です。
妊婦訪問
多胎妊婦は、マイナートラブルの発現が起こりやすく、切迫早産のため、早めに入院することが多くなるなど、単胎妊婦と妊娠経過が異なる点が多くあります。
多胎妊婦に知っておいてもらいたい妊娠・分娩経過やふたごちゃんを迎えるにあたっての準備や心構えなどを、妊娠5か月頃に助産師が自宅に伺い、相談に応じたり、助言をしています。
ご希望に応じて、沐浴指導や赤ちゃんの抱き方の練習をすることもできます。
妊娠・出産までの不安や心配事を一緒に考えていきましょう。
赤ちゃんが生まれたら
こんにちは赤ちゃん訪問
赤ちゃんとの生活が始まると、産後の体調の変化に加え、育児の不安や悩みも出てくる時期でもあります。
助産師がご自宅に伺い、お一人お一人の状況に合わせ、対応させていただきます。
赤ちゃんの体重測定をしたり、授乳や赤ちゃんのお世話の相談にも応じています。
産後ケア事業(訪問型)
多胎産婦は、出産・育児による心身の負担が大きく、ふたごちゃんのいる生活に慣れるのには時間が必要です。
助産師による訪問で、ママの心と体のケアや授乳など赤ちゃんのお世話について相談をすることができます。
費用は無料です。
ふたごちゃんすぺしゃるデイ
多胎妊婦やふたごちゃんとそのパパママとの交流会です。
かながわリトルベビーハンドブック
神奈川県にお住まいの低出生体重のお子さんとご家族のための子育て手帳です。
対象となる方のご希望に応じて配付しています。
詳細は神奈川県のホームページをご覧下さい。かながわリトルベビーハンドブックについて
多胎児に関する団体の情報
ふたごちゃん、みつごちゃんの子育てについて様々な情報発信をしている団体をご紹介します。
※平成30年度子ども・子育て支援推進調査研究事業「小さく産まれた赤ちゃんへの保健指導のあり方に関する調査研究」において、みずほじょうほう総研株式会社が作成
ホームページにおいて、多胎育児のミニ知識や関連冊子の紹介、多胎児育児のコツや体験談などの動画をみることができます。
全国の多胎児家庭がつながるために、オンラインコミュニティを立ち上げ、気軽に交流や情報交換ができる様々な場所を作っています。
多胎児をもつご家庭が安心して楽しく育児ができるよう、ピアサポート事業やファミリー講座等を実施しています。
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