公開日 2024年11月29日
更新日 2024年11月29日
(株)三井住友銀行との「日向地区の活用に係る基本協定」の締結について
(株)三井住友銀行による日向地区の森林取得について
(株)三井住友銀行は、ネイチャーポジティブ・脱炭素社会の実現、環境教育の実施、森林業の活性化等に関する社会的価値の創造に取り組むため、令和6年5月、本市の日向地区の森林約220ヘクタールを取得しました。
同銀行では、取得した森林を「SMBCの森」と命名し、目的を達成するために様々な取組を展開しようとするものであり、その森林の範囲は、令和6年3月に用途を廃止した旧「市営ふれあいの森日向キャンプ場」の敷地を含め、本市の森林面積の実に約10%にあたる広大な面積になります。
「SMBCの森」取得に伴う日向地区の活用に係る基本協定について
「SMBCの森」の取得については、(株)三井住友銀行と取引等がある鹿島建設(株)や(株)かたばみ、地権者である市内の生産森林組合や伊勢原市森林組合などの協力により実現しており、本市と(株)三井住友銀行では、この森林取得を契機として、恵まれた自然環境などの地域資源を活かし、包括的に連携して日向地区の活性化や森林の保全等に取り組むため、令和6年11月26日、『「SMBCの森」取得に伴う日向地区の活用に係る基本協定』を締結しました。
[主な協定内容]
- 日向地区の観光資源を活かした地域活性化に関すること
- 日向地区の環境保全に関すること
- 環境教育活動に関すること
- 森林づくりに関すること
- 伊勢原市産材を活用した木質化・木質製品に関すること
(株)三井住友銀行による「伊勢原自然塾」の整備・開所・体験会について
「伊勢原自然塾」の開所と体験プログラムの実施について
基本協定に基づく環境教育活動に関する取組の一環として、(株)三井住友銀行が整備を進めていた「伊勢原自然塾」が完成しました。
「伊勢原自然塾」は、同銀行が協賛している北海道富良野市にある、脚本家の倉本 聰氏が主宰する環境教育施設「富良野自然塾」をモチーフに整備したもので、地球46億年の歴史を460メートルの道に置き換え、地球が様々に変動した起点にオブジェなどを設置した「地球の道」などを中心に、散策を楽しみながら自然環境の大切さを学ぶことができる施設です。
また、上記の基本協定締結と同日に開所式が執り行われ、その前段では、高部屋小学校の5年生が招待を受け、体験プログラムが行われました。
寄贈されたバイオトイレを含む「伊勢原自然塾」の一般利用について
(株)三井住友銀行では、今後この「伊勢原自然塾」を社員研修や市内小学校の環境教育の場として活用することを計画していますが、一般のハイカーの方も自由に見学・利用していただくことも可能であり、環境への配慮とハイカーなどの利便性を確保するため、併せてバイオトイレを設置し、本市に寄付していただきましたので、ハイキングなどで日向地区を訪れる機会がありましたら、「伊勢原自然塾」にもお立ち寄りいただければと思います。
なお、来訪される際は、安全の確保や施設の保全には十分御配慮いただくとともに、アクセスする林道は狭小であり、駐車場の台数にも限りがありますので、公共交通機関や徒歩などでお越しくださるよう御協力ください。
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伊勢原自然塾
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