公開日 2025年06月17日
7月1日から7月10日はAED普及啓発期間です!
【はじめに】
現在、日本では毎日およそ200人が心室細動という不整脈によって突然命を失っています。救命には迅速な電気ショックが欠かせず、現場で頼れるのは医師や救急救命士ではなく市民であり、その市民による電気ショックを可能にしたのがAED(自動体外式除細動器)という機械です。AEDが開発されたおかげで、非医療従事者でも電気ショックを行って人の命を救うことができる時代になりました。
AEDの普及啓発に関する取組によって、突然の心停止からの救命が当たり前の世の中となり、健康で安心・安全の日常を確保することを目指します。
【目的】
AEDは、心室細動による心停止状態の傷病者に対し、非常に有効であるにもかかわらず、平成16年7月に非医療従事者の使用が認められてから設置に関する全国的に統一された基準などはなく、AED等の導入は、各自治体、各事業者等がそれぞれの立場から実施している状況です。
心室細動に起因する傷病者を救命するためには、1分1秒でも早く除細動を行う必要があることから、救急隊が到着するまでの間に、バイスタンダーによる迅速な応急手当を実施できるよう、誰でもわかりやすく利用するための環境を整備することが重要です。
また、各事業者等へのAEDの設置誘導を図るためには、市民等による心肺蘇生、除細動の有効性及び個人の役割の重要性などが広く理解されることが前提となるため、積極的な普及啓発活動の推進が必要であると考えます。
こうした状況を踏まえ、AEDを導入する事業者、個人、緊急時にAEDを使用する方を含めて、広く一般に周知させることにより、1人でも多くの方の命を救うことを目的とします。
【実施期間】
(1)AEDの日
令和7年7月1日(月曜日)
(2)AED普及啓発期間
令和7年7月1日(月曜日)から7月10日(木曜日)
【啓発活動内容】
(1)広報活動(広報いせはらなど)
(2)AED使用可能施設の登録状況等の確認作業
(3)市内公共施設のAED点検