公開日 2025年10月09日
更新日 2025年10月15日
ハイイロゴケグモは特定外来生物に指定されています。
攻撃性はありませんが、触ると咬まれることがあります。もし見つけた場合は、決して素手で触らないでください。
ハイイロゴケグモの特徴

成熟したメスの体長は約1cm(足は含まない)。全体が黒色又は濃い褐色を基調とし、腹部は球のように丸く、背面には縁取りのある赤褐色の斑紋があり、腹面には赤い砂時計型の模様があります。オスはメスの半分以下の大きさです。毒はオスにはなく、メスだけが持っています。
在来種のヒメグモ類に、その大きさや外見が似ているので、この特徴にご注意ください。
ハイイロゴケグモについて詳しくは、ハイイロゴケグモ(国立環境研究所HP)をご覧ください。
(写真は環境省HPより)
生息場所
側溝、排水溝、溜め枡、壁のわれめ等の隙間、自動販売機の下、花壇ブロックのくぼみ・穴などを好みます。屋外に置かれたものに付着して、室内に侵入している場合もあります。
見かけた場合
決して素手では触らないでください。駆除する場合は、靴で踏みつぶしたり、市販の殺虫剤(スプレー缶)を使用してください。
咬まれた場合
咬まれた瞬間は、針で刺されたような痛みを感じますが、その後はほとんど痛みを感じずに咬まれたまわりが腫れたり、かぶれたりする場合があります。(個人差あり)
患部を温水、水道水又は石けん水で洗い流し、清潔にして経過を観察してください。もし治療を行わなくても、多くは一週間以内に回復するようです。
まれに、咬まれた後で全身に痛みを感じ、発熱・発汗症状がでる場合があるようですので、症状が疑われる場合(症状が現れる時間について個人差あり)には、病院で受診してください。