公開日 2025年10月14日
先月に引き続き、脂質異常症の予防についてお伝えします。
今月は飲酒時のポイントです。
◇ アルコールは適量を守る
アルコールは糖質が多く、多量の飲酒は中性脂肪の増加につながります。適量(純アルコール量20g程度)を守ることが大切です。また、毎日飲酒をすると、それだけ胃や肝臓に負担がかかります。一週間のうち、飲まない日を設けるようにしましょう。
<アルコールの適量の目安(1日あたり)>
・ビール 中ビン 1本(500 ml)
・日本酒 1合(180 ml)
・焼酎 約100 ml
・ウイスキー ダブル(60 ml)
・ワイン 2杯弱(200 ml)
◇ おつまみは量や種類に注意
飲酒時は食欲が増し、食べ過ぎになりやすいため注意しましょう。油が多く含まれる唐揚げや天ぷらなどの揚げ物は、量や頻度を減らし、低脂質な料理と組み合わせて食べましょう。
<低脂質のメニューにチェンジ!>
・唐揚げ→焼き鳥
・あじフライ→お刺身
・フライドポテト→枝豆、野菜スティック
今月のレシピは「きのこソースの和風こんにゃくステーキ」です。 食物繊維が豊富なこんにゃくときのこを使ったレシピです。食物繊維は、血中の脂質を下げる働きがあります。こんにゃくは、切れ目を入れて素焼きすることで、味がしみやすくなります。