令和6年11月市長定例記者会見

公開日 2024年11月21日

とき

令和6年11月21日(木曜日)午後2時~2時30分

ところ

伊勢原市役所3階全員協議会室

出席者

報道機関:神奈川新聞、朝日新聞、時事通信、共同通信、ジェイコム、タウンニュース

市側:市長、副市長、教育長、企画部長、デジタル推進課、市民税課、戸籍住民課、子育て支援課、教育指導課、商工観光課、広報戦略課 ほか

内容

  1. 伊勢原市議会12月定例会について(資料1)
  2. 市 LINE 公式アカウントのリニューアルについて(資料2)
  3. 日本遺産「大山詣り」体験 MICE特別ツアーの発売について(資料3)

資料

令和6年11月21日記者会見資料[PDF:33.1MB]

市長発表要旨

  1. 伊勢原市議会12月定例会について
    11月28日木曜日に招集いたします、市議会12月定例会に、議案14件、報告1件の合計15件を提出する予定ですので、概要をご説明します。
    始めに、条例7議案についてです。
    1件名は、「刑法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例」です。「刑法等の一部を改正する法律」の施行により、懲役及び禁錮の刑が廃止され、新たに拘禁刑が創設されることに伴い、関係条例の規定を整理するため提案するものです。
    2件目は、「伊勢原市職員の給与に関する条例及び伊勢原市一般職の任期付き職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例」です。人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定等を踏まえて、本市職員の給料月額及び期末勤勉手当の支給割合を改定するため提案するものです。
    3件目は、「伊勢原市特別職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」です。人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定等を踏まえて、特別職員の期末手当の支給割合を改定するため提案します。
    4件目は、「伊勢原市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例」です。人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定等を踏まえて、議会の議員の期末手当の支給割合を改定するため提案します。
    5件目は、「伊勢原市都市公園条例の一部を改正する条例」です。伊勢原球場のスコアボード改修に伴い、新たな利用方法を含めた使用料の規定の改正を行うほか、所要の改正を行うため提案します。
    6件目は、「伊勢原市道路占用料条例の一部を改正する条例」です。現状の地価水準を踏まえた道路占用料の額に改定するほか、所用の改正を行うため提案します。
    7件目は、「伊勢原市土地の埋立て等の規制に関する条例」の廃止です。「宅地造成等規制法」が一部改正され、新たに「宅地造成及び特定盛土等規制法」として施行されたことに伴い、当該法律が「伊勢原市土地の埋立て等の規制に関する条例」の内容を包含するものであることから、条例を廃止するため提案します。
    次に「補正予算」5議案です。
    1件目は「一般会計補正予算」で、「歳入歳出予算」、「繰越明許費」及び「地方債」の補正を行うものです。まず、「歳入歳出予算」の補正5点です。
    1点目は、台風10号の暴風雨等で発生した被害について、復旧に必要となった経費の追加で、市内の農業用施設、林業用施設、道路、河川等における工事等経費を追加するものです。
    2点目は、事務事業の執行にあたり、必要となった経費の追加で、不足を生じる見込みとなった扶助費を追加するほか、障がい福祉サービス等の、令和7年4月からの制度改正に伴うシステム改修経費や、児童館の耐震改修に係る経費等を追加するものです。
    3点目は、人件費の補正で、人事異動等に伴い、当初予算と実際の職員配置に相違が生じたことによる調整や、育児休業者及び休職者の給与について整理を行うほか、人事院勧告に基づく期末手当等の追加や特別会計における「職員人件費」の補正に伴う繰出金の調整等を行うものです。
    4点目は、令和5年度決算等に基づく精算で、「前年度繰越金」を追加計上するほか、「国県支出金」及び「特別会計繰出金」の精算等を行うものです。
    5点目は、歳入の整理として、「普通交付税」及び「臨時財政対策債」について、交付決定等に基づき増減を調整するものです。次に、「繰越明許費」の補正は、台風10号の暴風雨等で発生した被害の復旧経費において、年度内の完了が困難と見込まれる事業について設定するものです。
    最後に「地方債」の補正は、市債の補正に伴う追加のほか、起債の「限度額」を変更するものです。
    補正の残りの4件については、「国民健康保険事業特別会計」、「介護保険事業特別会計」、「後期高齢者医療事業特別会計」、「公共下水道事業会計」において、「職員人件費」の補正などを行うものです。
    次に、「その他の議案」2議案についてです。
    1件目は「権利の放棄について」です。「宅地取得資金貸付金」の借受人及び連帯保証人の相続人に対する債権を放棄するため提案します。
    2件目は、「人権擁護委員候補者の推薦について」です。
    最後に、報告案件1件で、令和6年5月6日に発生した交通事故の損害賠償額の決定及び和解についての専決処分の報告となります。
  2. 市 LINE 公式アカウントのリニューアルについて
    市LINE公式アカウントを12月2日月曜日からリニューアルしますので、ご報告いたします。
    市LINEは、主に市政情報を伝える手段として運用しておりましたが、情報を伝えるだけでなく、申請などができるようリニューアルします。
    リニューアルの内容ですが、新たな機能といたしまして、保護者と小中学校との連絡を公式アカウントで行える、郵送による各種証明書の請求を公式アカウントで行える、この2つの機能を追加するとともに、子育て世帯の支援のための「子育てメニュー」を追加するなど、メニュー構成を変更します。
    まず、保護者と小中学校との連絡については、これまで、電話や連絡帳などで行っていた欠席・早退・遅刻の連絡が、LINEで行えるようになります。
    また、学校からの連絡も、プリントに代わってLINEで行えるようになります。これにより、保護者の利便性の向上とともに、教職員の事務改善が図れます。
    すでに伊勢原小学校で11月1日から開始しており、12月以降に中沢中学校、成瀬中学校で開始予定、7年度中には市内の全ての小中学校での運用を予定しています。
    次に郵送による証明書の請求ですが、これまでは郵便で、
    ・申請書
    ・免許証など本人証明の写し
    ・返信用封筒と切手
    ・手数料として定額郵便小為替
    を市役所に送っていただいておりましたが、今後は、マイナンバーカードによる個人認証を利用し、申請から証明書の手数料と返送切手代の決済までをLINEでできるようにします。
    「子育てメニュー」については、子育てイベントや乳幼児に関する相談予約など、子育て関連の情報を入手しやすいようにします。
    今後もさらに様々な機能を追加し、市民の暮らしが便利になるよう、取り組んでまいります。
  3. 日本遺産「大山詣り」体験 MICE特別ツアーの発売について
    日本遺産「大山詣り」体験  MICE特別ツアーを発売いたしますので、ご報告いたします。
    市では、観光振興に係る包括連携協定を締結しているパシフィコ横浜と共同で、本市の観光資源や産業を生かしたMICE特別ツアーの開発を進めてまいりました。
    このような中、令和6年5月30日付けで観光庁「地域観光新発見事業」の採択を受け、これまで造成してきた体験コンテンツの磨き上げを行い、パシフィコ横浜発着のMICE特別ツアーを販売することとなりました。
    ツアーでは、催事の参加者が「MICE講」として本市を訪れ、宿坊体験、大山阿夫利神社での神楽舞、納太刀の奉納体験などを通じて、気軽に大山詣りを体験することができます。
    商品設計にあたっては、伊勢原市観光協会をはじめ、地元関係団体とも検討を重ね、MICE団体ごとのニーズに合わせられるよう、複数のコンセプトの商品を造成しました。
    販売については、委託事業者である株式会社JTB 神奈川西支店が主体となり、催事の開催に合わせて、随時開始します。
    今回販売する商品は、パシフィコ横浜で開催される「文具女子博2024」参加者向けのツアーや、「お城エキスポ2024」参加者向けのツアーのほか、江戸文化特別体験「大山詣り」ツアーとして、今後、催事を主催する可能性のあるMICE関係者向けのツアーを2つ、の計4つのツアー商品となります。

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