公開日 2011年01月24日
更新日 2023年04月06日
男女共同参画社会とは
男女が性別によって差別されたり、固定的な役割を強制されたりすることなく、すべての人々の人権が尊重され、個性・能力の発揮や多様な生き方・考え方が選択でき、共に自立し、豊かに生きることができる社会を男女共同参画社会といいます。
なぜ男女共同参画社会が必要なの?
私たちは、憲法や法律により、法の下での平等や個人の尊重などが保証されています。
しかし、性別により役割を分ける考え方や、それに基づく慣習が残されていたり、男女間にはいろいろな不平等があります。
こうした障害を無くしていくことが必要であり、課題を解決していくための取り組みが各所で求められています。
私たちを取り巻く環境は日々変化しています。少子高齢化や国際化、情報化の進展などは地域社会を大きく変えていくことになります。このような社会の中で誰もが住みよい、活力ある地域づくりを進めるには、そこに暮らすすべての人が、それぞれの個性と能力を発揮できることが大切です。職場や学校、地域、家庭などで一人ひとりがそれぞれの役割を果たし、地域づくりの担い手となって活動できる環境整備が必要です。
これからの社会において、地域で生活するすべての人たちが、生きがいを持って、それぞれの個性と能力を男女の区別なく発揮できる環境が整えられなければなりません。
活力ある、豊かな地域社会をつくりあげるためには、男女共同参画社会の実現が求められるのです。
国の取り組み
国の男女共同参画社会づくりを進めるための枠組みとなっているのが、次の法律と計画です。
男女共同参画基本法
- 平成11年6月23日に施行されました。
- 基本法は、男女共同参画社会をつくっていくための5つの基本理念と国・地方公共団体・国民それぞれが果たさなくてはならない役割を定めています。
第5次男女共同参画基本計画
- 令和2年12月25日に第5次男女共同参画基本計画が閣議決定されました。令和12年度末までの「基本的な考え方」並びに令和7年度末までを見通した「施策の基本的方向」及び「具体的な取組」を定めています。
- 内閣府男女共同参画局ホームページ第5次男女共同参画基本計画~すべての女性が輝く令和の社会へ~(令和2年12月25日閣議決定)(外部リンク)から、詳しい内容をご覧いただけます。
神奈川県の取り組み
神奈川県の男女共同参画社会づくりを進めるための枠組みとなっているのが、次の条例と計画です。
神奈川県男女共同参画推進条例
- 平成14年4月1日に施行されました。
- 男女共同参画推進に関し、県、事業者、県民の責務や施策の実施に必要な内容を定めています。
かながわ男女共同参画推進プラン(第4次)
- 平成25年3月に策定された「かながわ男女共同参画プラン(第3次)」を見直し、平成30年3月に策定されました。
- 女性と男性がお互いを尊重し、個性と能力を発揮できる社会の実現をめざした主要な施策内容が示されています。
- 神奈川県ホームページかながわ男女共同参画推進プラン(第5次)ーすべての人が個性と力を発揮できるジェンダー平等社会へー (外部リンク)から、詳しい内容をご覧いただけます。
お問い合わせ
市民生活部 人権・広聴相談課人権・男女共同参画推進係
住所:伊勢原市田中348番地
TEL:0463-94-4716
FAX:0463-92-9009