公開日 2014年03月26日
更新日 2017年04月07日
風しんは、風しんウイルスによって起こる急性の発疹性感染症で、春先から初夏にかけて流行します。潜伏期間は2~3週間で、主な症状としては、小さな紅斑や紅色丘疹、発熱、リンパ節腫脹などです。
風しんウイルスは飛沫感染しますが、感染性があるのは、発疹の出る2~3日前から発疹が出た後の5日間くらいまでと言われています。
風しんにかかったことがない人、予防接種を2回受けたことのない人、抗体検査をして免疫が低かった人は、予防接種を受けることもご検討ください。
- 予防・感染防止
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- 外出後は手洗い・うがいをしっかり行いましょう。
- 咳などの症状がある場合は、マスクを着用しましょう。
- 風しん予防には予防接種を受けることが重要です。(風しんにかかったことがない方や予防接種を2回受けていない場合は、かかりつけ医に相談しましょう。)
- 予防接種
- 風しんの予防接種は定期予防接種の対象となっています。定期接種の対象者は次のとおりです。詳しくは麻しん・風しん予防接種をご覧ください。
- 【対象者】
1期:満1歳~2歳未満
2期:満5歳~7歳未満で小学校入学前1年間(幼稚園・保育園の年長児)
なお、定期予防接種の対象者でなくても、任意予防接種(実費)として予防接種を受けることができます。 -
- 先天性風しん症候群について
- 風しんに免疫を持たない女性が妊娠中(特に初期)に風しんに感染すると、白内障、先天性心疾患、難聴などをもった赤ちゃんが生まれる可能性があります。
- このため、特に妊娠中の人は、風しんに感染しないよう特に注意する必要があります。
- 伊勢原市では、20歳以上で妊娠を希望・予定している女性と、妊娠している女性の配偶者の方に接種費用の一部を助成しています。
詳しくは、風しんの予防接種費用を一部助成しますをご覧ください。なお、妊娠している人や妊娠している可能性のある人は、予防接種を受けることはできません。また、予防接種を受けた後2か月は妊娠を避ける必要があります。