公開日 2014年03月26日
更新日 2024年12月25日
麻しんは感染力が強く、多くの人がかかる病気です。
平成19年初夏に麻しんは10~20代の若い世代の間で大流行し、大学や高校で休校が相次ぎました。また、風しんは、平成24年度から25年度にかけて全国的に流行しました。
麻しんや風しんの感染を防ぐためには、MR(麻しん・風しん混合)ワクチンの2回の予防接種が有効です。
令和6年度 接種対象年齢
- 1期:満1歳~2歳未満
- 2期:満5歳~7歳未満で小学校入学前1年間(幼稚園・保育園の年長児)
(平成30年4月2日~平成31年4月1日生まれ)
※接種対象年齢外の人
費用が自己負担になります。かかりつけ医と相談の上、接種してください。
接種期間
- 1期対象者は、1歳のお誕生日前日から2歳のお誕生日の前日まで
- 2期対象者は、令和6年4月1日~令和7年3月31日(※できるだけ早い時期の接種をお勧めします。 )
接種回数
各期1回接種
接種場所
個別接種です。医療機関によっては、予約が必要な場合があります。あらかじめ医療機関へお問い合わせのうえ、お出かけください。
接種費用
対象年齢内は無料です。(対象年齢を過ぎると有料)
持ち物
- 母子健康手帳
- 健康保険証、マイナンバーカード等
麻しん・風しんについて
MR(麻しん・風しん混合)ワクチンを接種することによって、95%程度の人が麻しんウイルスと風しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。
また、2回の接種を受けることで1回の接種では免疫が付かなかった方の多くに免疫をつけることができます。
詳細は、厚生労働省ホームページ「MRワクチン」をご確認ください。
麻しんについて
麻しんはとても感染力が強く、免疫のない人が麻しんのウイルスに接すると、ほとんどの人が感染して発病します。
予防接種をした人のうち95パーセント以上が免疫を獲得できます。
麻しんは、子どもにとって大きな負担となる重大な病気です。小さい子どもほど重症化しやすいので、1歳になったらできるだけ早めに予防接種を受けることをお勧めします。
風しんについて
風しんは大人になってからかかると重症になります。また、妊婦が妊娠早期にかかると、先天性風しん症候群と呼ばれる病気により、心臓病、白内障、聴力障害などの障害を持った子どもが生まれる可能性が高くなりますので、予防接種を受けることをお勧めします。
平成24年度から25年度にかけて全国的に風しんが流行しました。風しんの流行についてのページもご覧ください。
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