公開日 2014年10月02日
更新日 2024年04月01日
これまで、任意接種(全額自己負担)であった、水痘(みずぼうそう)ワクチンが、平成26年10月1日から予防接種法に基づく定期接種(公費負担)になりました。対象者に制限がありますのでご注意ください。
水痘(みずぼうそう)とは
- 感染力が極めて強い感染症で、空気感染、飛まつ感染、接触感染によって感染します。
- 13~17日程度の潜伏期間の後発症します。症状はかゆみを伴う発疹(水ほう)、倦怠感、38度前後の発熱などです。小児の場合、重症化することは少ないですが、まれに起こる合併症として細菌の二次感染や、髄膜脳炎、小脳失調、肺炎、肝炎などがあります。
ワクチンの効果
- 水痘(みずぼうそう)を予防します。
- 免疫が低下している場合などは、接種後に軽い発疹が現れることがあります。また接種しても、流行時に水痘にかかることがありますが、軽くすみます。
副反応について
- 主な副反応としては、接種部位の発赤、腫れ、発熱などです。
- まれに重い副反応として、アナフィラキシーショック、急性血小板減少性紫斑病等が起こることもあります。
接種対象年齢
- 満1歳から3歳未満 ※水痘(みずぼうそう)にかかったことのある人は対象外です。
接種スケジュール
- 3か月以上あけて2回接種(皮下注射)します。
標準の接種スケジュール
- 1歳から1歳3か月未満に1回接種したあと、6か月~12か月までの間隔をあけて2回目を接種します。
接種場所
個別接種です。医療機関によっては、予約が必要な場合があります。あらかじめ医療機関へお問い合わせのうえ、お出かけください。
令和6年度予防接種実施契約医療機関一覧[PDF:538KB]
接種費用
対象年齢内は無料です。(対象年齢を過ぎると有料)
持ち物
母子健康手帳、健康保険証、マイナンバーカード等
詳しくは厚生労働省 水痘(外部リンク)のページをご覧ください。
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