公開日 2017年09月19日
更新日 2024年10月17日
食の安全・安心について 「食中毒予防」
秋らしいさわやかな陽気の日が増えてきました。食中毒が多い季節はジメジメした梅雨や、暑い夏だと思われがちですが、意外にも秋に発生するといわれています。
夏の暑さで体力が低下しているうえに、気温が変化しやすく体調を崩しやすいことや、真夏よりも気温が下がるので安心してしまい衛生管理上気が緩むことなどが理由として挙げられます。
運動会やバーベキューなど野外での食事の機会が増えることも一因になります。
食品に「食中毒菌」が付着しても肉眼では分からない上、食品中で「食中毒菌」が増えても、臭いや味、色などが変わらないことが多いので、食品の取扱いにあたっては、注意しましょう。
先日、ニュースで話題に上がったO-157も、食中毒での集団感染の原因となる菌です。食中毒予防の3原則である「菌を付けない・増やさない・やっつける」 を徹底すること、そして人からの二次感染を防ぐことが重要です。
食中毒予防の3原則
原則1 つけない
- 調理の前、生の魚や肉をさわった後は、手をよく洗いましょう。
- 包丁やまな板は、肉用、魚用、野菜用などに分けて使いましょう。
- 生の肉や魚を保存するときは、他の食品にふれたり、ドリップなどが他の食品を汚染しないよう、ラップなどに包んで保存しましょう。
原則2 増やさない
- 傷みやすい食品は室温で放置せず、冷蔵庫または冷凍庫に保存しましょう。
- 調理した食品は早めに食べましょう。
原則3 やっつける
- 加熱調理をする食品は中心までよく火を通し、特に肉類は生で食べないようにしましょう。
- ふきんやまな板などの調理器具はよく洗い、消毒しましょう。
食育のページ 簡単料理レシピの紹介 なすとしその炒め煮
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