公開日 2020年05月19日
更新日 2020年05月19日
健康的な食生活に役立つ、伝統的な和食の食材の頭文字「こまごわやさしいにたにた」。今月は「ま（豆、大豆製品）」についてのお話です。
現在、日本には、小豆やそら豆、ひよこ豆など、たくさんの種類の豆が流通していますが、皆さんは普段どんな豆を食べていますか？
豆の中でも「主菜」として活躍することの多いのが、大豆・大豆製品です。
大豆はたんぱく質が豊富で“畑の肉”とも呼ばれています。また、食物繊維が豊富で、鉄やカルシウムなどの栄養素も含まれています。
大豆は納豆や豆腐などさまざまな形に加工され、食材として販売されています。大山の名物である「大山のとうふ」も大豆の加工品ですね。
日持ちする大豆製品を常備しておくと、すぐに使えて便利です。
〈日持ちのする大豆加工品と調理例〉
豆乳・・・そのまま飲料として。牛乳の代わりにシチューやスープなどにも利用しやすい。
高野豆腐・・・煮物だけでなく、すり下ろしてハンバーグの肉と混ぜても良い。
きな粉・・・黒蜜と合わせて寒天にかけたり、ヨーグルトに混ぜたりしてもおいしい。
その他、乾燥おからや冷凍枝豆、水煮缶の大豆なども保存しやすいですね。日々の暮らしに合わせてチョイスしてみてはいかがですか？
今月のレシピは「伊勢原風スタミナロコモコ丼」。
令和元年度の食育料理コンテスト小学生の部(テーマ：野菜を使った朝食にふさわしい一品料理) 元気もりもり賞(入賞)に選ばれた朝食メニューです。具材に大豆加工品である厚揚げを使っています。オクラの粘りがほどよく絡み、朝から元気の出る一品です。
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