公開日 2021年04月15日
更新日 2022年10月14日
窓辺や壁面にネットを張り、アサガオやゴーヤなどのつる性植物をはわせることで室内の暑さを和らげる「みどりのカーテン」。
みどりのカーテンは、日差しをさえぎり、室内の温度が上がるのを抑える効果があり、冷房に係る電気使用量の削減が期待できます。
電気使用量が減れば、地球温暖化の原因でもある二酸化炭素の排出量も減ります。
みどりのカーテンで地球温暖化防止に取組みませんか。
みどりのカーテンの効果

みどりのカーテンには、建物の表面に届く直射日光を減らす効果があります。
また、みどりのカーテンには蒸散作用(※)があり、表面温度の上昇を抑えます。これにより放射熱が下がり、周辺の温度上昇も抑えられます。
※植物内の水分が、水蒸気として出ていく現象。
令和4年8月25日(木曜日) 神奈川県環境科学センターに御協力頂き、市役所のみどりのカーテンをサーモグラフィで撮影したところ、壁との温度差は約5度ありました。
みどりのカーテンは一年生のつる植物がおすすめで、代表的な物にアサガオ、ゴーヤ、ヘチマ、ヒョウタンなどがあります。
みどりのカーテンの準備や育て方については「壁面緑化チャレンジ!ガイド(神奈川県環境科学センター作成)」も参考にしてください。
市内のみどりのカーテン
令和4年9月30日(金曜日)までの期間で、市内で育成したみどりのカーテンの写真を募集しました。
皆様から御応募頂いた個性豊かなみどりのカーテンの写真を紹介させて頂きます。
御応募頂きありがとうございました。
御応募頂いた方には抽選で「花とみどりのギフト券」を後日お送りさせて頂きます。
市役所でも育てています
市役所本庁舎の壁面でもみどりのカーテンを育成しています。育成のポイントを写真と一緒に紹介していきます。
令和3年度の様子はこちらから御覧下さい。
ゴーヤの苗の育成
令和4年5月2日(月曜日) ゴーヤ苗の育成を始めました。今年は5月の気温が低く、苗が育つのに1か月以上かかり、発芽率も今一つでした。
- 種は水に一晩つけてからまく
- 土の表面が乾いたら水やり
- 苗は希望する小学校等にも
- 配布しました
苗植え
令和4年6月23日(木曜日) 市役所4階でゴーヤの苗植えを行いました。
- 本葉が大きくなり植え頃です
- クルリンもお手伝い
- 完熟牛ふん堆肥で土を調製
- 苗の間隔もしっかりと
育成
令和4年7月13日(水曜日)今年は例年の強風に加え、季節外れの猛暑がありました。
- 割り箸+テープで添え木
- 週1回程度こまめに追肥
- ゴーヤは肥料食いです
- 強風に耐えてなんとか
- 大きくなっています
成長中
令和4年7月29日(金曜日)暑い日が続きます。ゴーヤは水をあげられるだけあげています。
- プランターなので
- 水は朝夕2回たっぷりと
- 最初は小さかった苗が
- どんどん大きく成長
みどりのカーテンの効果を確認
令和4年8月25日(木曜日)神奈川県環境科学センターに御協力頂き、サーモグラフィの撮影を実施しました。
- 成長したみどりのカーテン
- 蒸散による温度差がはっきり
- 壁との温度差は5度ありました
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