公開日 2023年03月19日
先月に続いてお弁当についてです。今月は食中毒対策をお伝えします。
お弁当は作ってから時間を置いて食べることが多いと思います。おいしく安全に食べるために、特に衛生面については気をつけたいですね。
手づくりのお弁当による食中毒を予防するための、注意するポイントをまとめました。
- 清潔な容器に詰める
おかずを詰める前にお弁当箱が清潔かどうか確認しましょう。お弁当箱を洗う時は、パッキンを外し、くぼみの部分もブラシを使うなどして丁寧に洗いましょう。
- ミニトマトのヘタはとる
お弁当に活用されることも多いミニトマトですが、ヘタの部分に菌が残っている場合があります。あらかじめヘタを取り除き、よく洗って水分を拭いてから詰めましょう。
- しっかり加熱する
肉や魚などは、中心部までしっかりと加熱しましょう。ゆで卵を作る時も、しっかり加熱し、半熟にならないよう気をつけましょう。作り置きのおかずも同様に、お弁当に詰める直前に再度しっかりと加熱しましょう。なお、熱いままお弁当箱に詰めると、蒸気がこもり傷みの原因となるため、冷やしてから詰めましょう。
- 水分に注意する
水分が多いと菌が繁殖しやすくなります。煮物などはなるべく汁気を切り、アルミカップなどに入れて盛り付けましょう。また、ソースやケチャップ類を使う時は、調味料の塩分で野菜から水分が出てしまうため、別の容器などに入れて、食べる直前にかけると良いでしょう。
- 保冷剤や保冷バックを使う
10~65℃は菌が増えやすくなります。保冷剤や保冷バックを活用して、低温を保ちましょう。保温機能のあるスープジャーなどは、なるべく熱いうちに詰め、65℃以上を保ちましょう。
今月のレシピは、令和4年度食育料理コンテスト高校生の部(テーマ:栄養バランスを考えたお弁当)市長賞のレシピです。「今日も頑張れ!夏バテ知らず弁当」の中から「豚肉となすのスタミナ炒め~梨ソース入り~」をご紹介します。
今日も頑張れ!夏バテ知らず弁当(一品紹介 豚肉となすのスタミナ炒め~梨ソース入り~