公開日 2024年01月19日
厚生労働省は、健康増進のために「野菜を1日350g以上」とることを目標として掲げていますが、令和元年度国民健康・栄養調査によると、日本人の野菜摂取量の平均は約280gで、目標には足りていない状況です。
この内訳をみると、朝食で約50g、昼食で約70g、夕食で約160gと、朝食での摂取量が一番少なく、野菜不足解消のためにも朝食からしっかりと野菜を食べることが重要です。忙しい朝でも、手軽に野菜を取り入れるポイントをご紹介します。
- 冷凍野菜の活用
ブロッコリーやほうれん草、オクラなどの冷凍野菜は下ごしらえが済んでいるので、そのまま炒めたり、汁物に加えたりすることができます。
- 加熱せず生で食べられる野菜の活用
洗ってカットするだけで食べられるきゅうりやレタス、ミニトマトは手間をかけずに食べることができます。
- カット野菜の活用
コンビニやスーパーで売られている、カット済みの野菜は、袋を開ければすぐに食べられます。日持ちはしないので、購入後早めに食べましょう。
1月から3月にかけて、今年度実施した食育料理コンテストの受賞作品をご紹介します。今月は、小学生の部として「野菜を使った朝食にふさわしい一品料理」のテーマで、市長賞を受賞した「丸ごとトマトの具だくさんスープ」をご紹介します。電子レンジで調理をするので、火を使わずに簡単に作ることができます。