他の方の掲載内容など、詳しくはこちらをご覧ください。
広報いせはら連載企画「シリーズ　匠の技　伊勢原の職人に迫る」

頼住博之さん（有限会社頼住靴店）

経歴

昭和33年2月生まれ(65歳)。大学卒業後は3年間、都内にある靴の問屋で営業や経理の仕事を行い、その後家業の靴屋を継ぐ。昭和62年にシューフィッターの資格を取得し、平成4年には更に上位ランクである、上級シューフィッター(バチェラー)の資格も取得。

お客さん一人一人に最適な靴をご提案します

シューフィッターとは、専門知識や技術を持った靴の販売員です。足のサイズや形、歩き方の癖などを考慮して、一人一人に合った靴をご提案します。私はその他にも、靴の修理やインソール･革靴のオーダーメイドも行っています。
　お客さんが来られた際、まずは要望をしっかりと聞き、それに応えられる靴を探し出します。しかし、感じ方は人それぞれ。靴の履き方には好みがあるので、自身に合った靴が必ずしも履き心地が良いとは限りません。細かいやり取りを行いながら、時間をかけて少しずつ調整していくこともあります。人は、はだしの状態で歩くのが一番良いとされています。できるだけそれに近い状態を靴の中で作ってあげることが私の仕事です。
　対面でお話しすることが多い仕事なので、直接感謝されたときが一番嬉しいですね。皆さんの期待を裏切らないよう、これからも親身に寄り 添ってご提案することを心掛けていきます。