公開日 2026年07月22日
カーボンニュートラルとは?
「カーボンニュートラル」とは、温室効果ガスの排出量を実質的にゼロにすることを意味します。もう少し詳細に説明すると、地球温暖化の原因とされる二酸化炭素(CO₂)などの温室効果ガスに関して、工業や生活など人為的な発生源による排出量と、主に植物の成長過程での吸収(除去)量の均衡(ニュートラル)を目指す気候変動対策です。
つまり、「排出量=私たち人間のさまざまな活動によって人為的に排出される温室効果ガスの量」と「吸収量=森林などによって大気中から吸収または除去される温室効果ガスの量」を均衡させ、温室効果ガスの排出量を実質的にゼロにすることを意味します。
出典:環境省ウェブサイト
どうしてカーボンニュートラルが必要なのか?
地球の平均気温は、過去100年で約1℃上昇していて、農作物への影響や、集中豪雨や台風の大型化などによる自然災害、熱中症搬送者数の増加など、私たちの暮らしにも影響が現れ始めています。このまま何もしなければ、2100年には地球の平均気温が約4℃上昇し、お米の収穫量の減少、木の生育域の減少、暑さで亡くなる人の増加などが予測されています。
こうした地球規模の課題である気候変動問題の解決に向けて、2015年にパリ協定が採択され、世界共通の長期目標として、
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等に合意しました。この実現に向けて、世界が取組を進めており、120以上の国と地域が「2050年カーボンニュートラル」という目標を掲げています。
なぜ温室効果ガスが増えると地球温暖化になるのか?

石油や石炭、天然ガスを燃やして電気をつくったり、自動車や飛行機を動かしたりすると、二酸化炭素やメタンなどの「温室効果ガス」が空気中にどんどん増えていきます。この温室効果ガスが増えすぎると、太陽からの熱が宇宙に逃げずに地球の表面にどんどんたまってしまい、地球の気温を上昇させてしまいます。
伊勢原市は「ゼロカーボンシティ」を表明しています
令和3年10月22日、本市は地球温暖化対策のため「ゼロカーボンシティいせはら」を表明しました。
「ゼロカーボンシティ」とは、地球温暖化対策のため、2050年二酸化炭素排出量実質ゼロに取り組むことを表明した地方公共団体のことをいいます。
全国で1215自治体、神奈川県内では県を含め全ての市町村が表明をしています。(2026年5月31日時点)
本市は、丹沢大山を始めとした豊かな自然の恵みを受けながら、歴史と文化を守り発展を続けてきました。
私たちの財産ともいえる豊かな自然との共生を、未来の世代へと引き継いでいくため、今の時代を生きる我々が、地球温暖化の問題に向き合っていく必要があります。
わたしたち一人ひとりにできることは?
2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、私たちは日々の生活の中で何ができるでしょうか? そのヒントとなるのが、環境省が推進する国民運動「デコ活(脱炭素ライフスタイル)」です。
「デコ活」とは、二酸化炭素(CO2)を減らす(DEcarbonization)と、豊かで快適な新しい生活(ECO)を組み合わせた言葉です。 今回は、今日からすぐに始められる具体的な「デコ活アクション」をご紹介します。
まずはここから!4つの基本アクション
「デコ活」の頭文字をとった、4つの象徴的な行動です。

出典:環境省ウェブサイト
暮らしの中で実践できること
身の回りのシーンに合わせて、一人ひとりが、そしてみんなで取り組むアクションの例です。
1. ひとりで、自然にCO2が下がる取り組み
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【住】 節水できる機器や、高効率の給湯器を選ぶ
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【住】 太陽光発電など、再生可能エネルギーを取り入れる
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【移】 環境にやさしい次世代自動車(EVなど)を選ぶ
2. みんなで、意識して実践する取り組み
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【衣】 クールビズ・ウォームビズの実践、サステナブルファッションを選ぶ
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【食】 地元産の旬の食材を積極的に選ぶ(地産地消)
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【住】 ごみはできるだけ減らし、資源として分別・再利用する
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【住】 宅配便は1度で受け取る(置き配や時間指定の活用)
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【移】 できるだけ公共交通機関や自転車、徒歩で移動する
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【買】 はかり売りを利用するなど、必要なものを必要な分だけ買う
これら以外にも、暮らしが豊かになり、脱炭素などに貢献していくものは「すべてデコ活アクション」です!
デコ活の詳細はこちら(デコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動))
できることからはじめてみよう!
カーボンニュートラルと聞くと、「なんだか難しそう」「自分一人でやっても意味がないのでは?」と感じるかもしれません。
しかし、一人ひとりの「1歩」が、街全体、そして地球全体の大きな変化へとつながっていきます。 すべてを完璧に、一度に変える必要はありません。まずは、あなたの暮らしの中で「これならできそう」と思う小さなことから、今日から始めてみませんか? みんなの優しい選択が、これからの未来をつくります。