公開日 2013年04月01日
更新日 2023年10月18日
以前のポリオ予防接種は、生ワクチン(病原性を弱めたウイルスでできているワクチン)を口から投与する方法で実施していました。
平成24年9月1日より全国一斉に不活化ワクチン(不活化した《殺した》ウイルスからつくられているワクチン)を皮下注射する方法に変わりました。
また、現在は不活化ポリオワクチンに従来の三種混合予防接種(ジフテリア・百日せき・破傷風ワクチン)にを加えた四種混合予防接種が主流となっています。
不活化ポリオワクチンや三種混合予防接種を接種したことがない方や、四種混合予防接種を接種したことがない方は四種混合予防接種を接種します。
不活化ポリオワクチンや三種混合予防接種を接種途中の方でも、可能な限り四種混合予防接種に切り替えて接種します。
三種混合ワクチン、不活化ポリオワクチンを接種途中の方は、厚生労働省ホームページ「ポリオとポリオワクチンの基礎知識」問7から問10をご確認ください。
ポリオ予防接種の対象者
満3カ月~7歳6カ月未満で四種混合予防接種に切り替えができない方
標準的な接種年齢
満3カ月~1歳未満に、20日から56日までの間をあけて3回接種をします。さらに、3回目接種後1年~1年5カ月までの間に1回接種します。
標準的な年齢を過ぎてしまった場合も、接種日時点で7歳6カ月未満の方は定期接種として無料で接種できますので、必要な回数は必ず接種しましょう。
※導入時点では追加接種(4回目)は国内臨床試験中であったため、定期接種(無料)の対象外でしたが、平成24年10月23日から、この追加接種も定期接種として無料で接種できるようになりました。
接種回数
4回(初回接種3回・追加接種1回)
ただし今後の不活化ポリオワクチンの接種回数は、今までのポリオワクチン接種歴により異なります。
不活化ポリオスケジュール(PDFファイル:60キロバイト)をご覧ください。
接種場所
個別接種です。医療機関によっては、予約が必要な場合があります。あらかじめ医療機関へお問い合わせのうえ、お出かけください。
令和5年度予防接種実施契約医療機関一覧[PDF:232KB]
接種費用
対象年齢内は無料です。(対象年齢を過ぎると有料)
持ち物
母子健康手帳、健康保険証等
副反応について
主な副反応は、接種部位の発赤、腫れ、発熱などです。まれに重い副反応としてアナフィラキシーショック、けいれんが起こることもあります。
その他
不活化ポリオワクチンの詳細等については
をご覧ください。
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