公開日 2014年07月17日
更新日 2024年03月18日
犬と猫の飼育マナーやルールを守って飼いましょう。最近、犬の散歩の仕方や猫の飼い方についての苦情や問題が急増しています。
犬の飼い方について
犬を飼うマナー
- 飼い犬のフンは自宅で処理しましょう。散歩時にしたフンは必ず持ち帰りましょう。また、おしっこをしたら水で流すようにしましょう。
- 自宅でトイレをさせるようにしつけましょう。
- 散歩時は必ずリード(引き綱)をつけましょう。放されている犬を怖がる人も大勢います。散歩中はリードの長さを短めにするなど周囲の人の迷惑にならないようにしましょう。
- 犬を屋外で飼う場合、安全な場所に鎖などでしっかりつなぐか、囲いの中で飼うようにしましょう。 悪臭に注意しましょう。犬の周辺をいつも清潔にし、悪臭を発生させないなどといった処置も飼い主の責任です。
- 狂犬病の予防接種を年に一回受けさせることが義務になっています。
犬の無駄吠えにご注意を
犬の無駄吠えは、隣近所の生活リズムを崩すなど、精神的な苦痛を与えることがあります。
犬のしつけで悩んだときには
神奈川県動物愛護センター(外部リンク)では、犬のしつけ相談(外部リンク)を実施しています。詳細については、お問い合わせください。(電話0463-58-3411)
猫の飼い方について
猫を飼う際は屋内で
屋外には、けんかによるけが、交通事故や伝染病の感染といった猫の命に関わる危険がたくさんあります。また、鳴き声や排せつ物がご近所の迷惑になります。
猫は、えさと水を十分に与えてキャットタワーなどの上下運動のできる環境を調えてやれば屋内飼いでも適応できます。猫にとっても安全な、屋内飼いをしましょう。
去勢不妊手術のすすめ
猫は去勢不妊手術をすることで多くの病気のリスクが軽減されます。さらに、一般的におだやかな性格になります。特にオスは、ほかのオスや人に対する攻撃やマーキングが少なくなります。
不幸な命を増やさないためにも去勢不妊手術を行いましょう。
飼い主のいない猫との付き合い方
かわいそう、という気持ちでえさを与えるだけで、ほかの世話をしない人がいます。これは、望まない繁殖を招く、不衛生な環境での生活となるなど結果として猫のためにはなりません。次の6項目を行うことで猫もあなたもご近所の人も気持ちよく過ごすことができます。
- 去勢不妊手術を行う(市では、野良猫の去勢不妊手術費用について、一部助成を行っています。詳しくは野良猫の去勢不妊手術費補助金制度のご案内をご覧ください。
- 地域住民の理解を得る。(猫が苦手な人もいます。)
- 置きえさはせず、時間・場所を決める。(迷惑のかからない場所を選びましょう。)
- えさ場の近くにトイレを設ける。(掃除がしやすくなります。)
- 近隣の環境美化に努める。(えさ場、トイレは特にきれいにしましょう。)
- 飼ってくれる人を探す。(終生飼育をしてくれる家族がいれば猫も幸せです。)
野良猫対策として「地域猫活動」という活動があります。詳細は野良猫でお困りの方へでご紹介しています。
ペットを迷子にしないために
動物の愛護及び管理に関する法律第7条により、飼い主はペットを自分の所有であることを明らかにするようにされています。また、狂犬病予防法第4条には、犬の飼い主は飼い犬に鑑札をつけることが義務付けられています。
迷子、災害、事故によって毎年たくさんのペットが保護され、そのうちの多くは飼い主の見つからないままになっています。
ペットはしゃべることができません。万一のときに備え、身元や連絡先を確認できる迷子札をつけましょう。
マイクロチップも身元確認の有効な方法です。
マイクロチップとは
- 長さ8~12ミリメートル、太さ約2ミリメートル
- 犬や猫、小動物の背中に専用の注射器を使い、埋込みます。
- チップには15桁の数字が記録されており、専用のリーダーで読取ることができます。
- 迷子や災害などによって飼い主と離ればなれになっても飼い主の情報が分かるので、飼い主のもとに戻ってくる可能性が高くなります。
- 費用など、詳しくは動物病院にご相談ください。
環境省 動物の愛護と適切な管理 (外部リンク)も併せてご覧ください。
また、令和4年6月1日に動物の愛護及び管理に関する法律が改正されたことに伴い、伊勢原市では令和5年4月1日からマイクロチップの特例制度に参加しております。
特例制度についての詳細は(マイクロチップの装着・登録)ページをご確認ください。
どうしても飼えなくなったときは
飼育している犬や猫について、どうしても飼えなくなり、新たな飼い主が見つからない場合は、神奈川県動物愛護センター(電話:0463-58-3411)にご相談ください。