高齢者の肺炎球菌予防接種

公開日 2014年10月02日

更新日 2020年04月01日

これまで、任意接種(全額自己負担)であった、高齢者肺炎球菌ワクチンが、平成26年10月1日から予防接種法に基づく定期接種となり、 市の助成を受けて接種できるようになりました。対象者に制限がありますのでご注意ください。

肺炎球菌ワクチンの接種は、法律上で受ける「義務」はなく、自らの意思で希望する方のみ接種をします。効果と副反応をよく理解した上で接種しましょう。

ワクチンの効果

肺炎球菌による肺炎は、成人肺炎の25~40%を占め、特に高齢者での重篤化が問題になっています。
また、肺炎球菌が何らかのきっかけで進展することで、気管支炎、肺炎、敗血症などの重い合併症を起こすことがあります。
ワクチンは、これらの肺炎球菌によって起こる病気を予防します。
肺炎球菌には90種類以上の「型」がありますが、定期接種に使用するワクチンは、このうちの23種類の「型」に対して効果があります。
この23 種類の「型」は成人の重症の肺炎球菌感染症の原因の約7割を占めるという研究結果があります。(病原微生物検出情報IASR 「<速報>2013 年度の侵襲性肺炎球菌感染症の患者発生動向と成人患者由来の原因菌の血清型分布」)

接種後の副反応

副反応としては、接種箇所の反応として、うずくような痛み、熱を帯びる、腫れる、赤くなるなどが現れることがあります。
全身の反応として、筋肉痛、倦怠感、違和感、悪寒、頭痛、発熱などが現れることがあります。これらは通常2~3日で消失します。
まれに、重い副反応としてアナフィラキシー反応、血小板減少、ギランバレー症候群、蜂巣炎様反応等が報告されています。

予防接種健康被害救済制度

予防接種は感染症を防ぐために重要なものですが、極めてまれに健康被害の発生がみられます。万が一、定期の予防接種による健康被害が発生した場合には、救済給付を行うための制度があります。

令和2年度の対象者

  1. 令和2年度に「65歳」、「70歳」、「75歳」、「80歳」、「85歳」、「90歳」、「95歳」、「100歳」の年齢となる人で1回(自費接種を含む)でも23価肺炎球菌ワクチンを接種したことがない人
    • 65歳:昭和30年4月2日生~昭和31年4月1日生まれの人
    • 70歳:昭和25年4月2日生~昭和26年4月1日生まれの人
    • 75歳:昭和20年4月2日生~昭和21年4月1日生まれの人
    • 80歳:昭和15年4月2日生~昭和16年4月1日生まれの人
    • 85歳:昭和10年4月2日生~昭和11年4月1日生まれの人
    • 90歳:昭和5年4月2日生~昭和6年4月1日生まれの人
    • 95歳:大正14月2日生~大正15年4月1日生まれの人
    • 100歳:大正9年4月2日~大正10年4月1日生まれの人
  2. 60歳から65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障がいやヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障がいがある人で1回でも23価肺炎球菌ワクチン(自費接種を含む)を接種したことがない人
※また、現時点では、定期の予防接種を受ける機会は、令和5年度までの該当する年齢となる年度のみとなります。
※対象者のうち1の年齢に該当する人には、3月下旬に接種券(黄色のハガキ)を発送しました。
※対象者のうち2の対象者に該当する人は、接種の前に担当までご連絡ください。(今年度定期接種を受けると、65歳の対象年齢になったときの定期接種は受けられません。)
 

接種期間

令和2年度の対象者は令和2年4月1日から令和3年3月31日まで接種ができます。

接種費用

3,000円
※生活保護世帯や市県民税非課税世帯の人は、接種の前に伊勢原市役所健康づくり課へ申請をすると費用が免除されます。
   接種の1週間前までに担当に申請してください。
  費用免除について

その他

  • 対象外の人も、任意接種(全額自費)で接種することができます。過去5年以内このワクチンを接種したことがある人は副反応の頻度が高く、また強く発現すると報告されているので、2回目以降の接種(任意接種になります。)をする場合には、再接種の必要性を慎重に考慮した上で、前回接種から十分な間隔を確保して行ってください。
  • 詳しくは厚生労働省 肺炎球菌感染症(高齢者)(外部リンク)をご覧ください。

その他の各予防接種について

お問い合わせ

保健福祉部 健康づくり課地域医療係
住所:伊勢原市田中348番地
TEL:0463-94-4616
FAX:0463-93-8389
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