公開日 2022年08月26日
更新日 2022年11月28日
全国の鳥獣による令和2年度の農作物被害については、被害金額が約161億円で前年度に比べ約3億円増加(対前年2%増)しています。伊勢原市の農業被害については、令和元年度は26,386千円、令和2年度は14,664千円、令和3年度は11,967千円と減少しているものの、未だに多額の被害が出ています。また、近年は人間生活に関わる生活被害も発生しており、有害鳥獣対策は重要な取組となっています。
鳥獣被害の概要
被害の種類と対策
農作物を食べられる被害を農業被害といいます。農業被害を減らすためには、イノシシやシカ、ハクビシン等の動物に対しては、電気柵やワイヤーメッシュ柵が有効です。カラスやヒヨドリ、ムクドリ、スズメに対しては防鳥ネットやテグス、追い払いカイト鷹が有効です。
人家等への侵入や糞害、威嚇する等の人間生活に関わる被害を生活被害といいます。対策としては人家に侵入できないように動物が出入りしていそうな隙間や鳥類の止まり場をなくすことが有効です。
市内での被害状況
農業被害
年度 |
令和3年度 |
令和2年度 |
令和元年度 |
平成30年度 |
平成29年度 |
平成28年度 |
---|---|---|---|---|---|---|
被害額(千円) |
11,967 |
14,664 |
26,386 |
19,111 |
10,365 |
24,878 |
生活被害
年度 |
令和3年度 |
令和2年度 |
令和元年度 |
平成30年度 |
平成29年度 |
平成28年度 |
---|---|---|---|---|---|---|
件数(件) |
40 |
55 |
23 |
24 |
56 |
56 |
※農業被害や生活被害は鳥獣の被害対策を行う上で、非常に大切な指標となります。
被害がありましたら、下記の連絡先までお問い合わせください。
対策をしても被害がなくならない場合は
防除対策をしても被害がなくならない場合は「捕獲」による対策をします。
- シカやイノシシは猟友会と連携して罠を設置して捕獲をしていますが、被害が顕著な場合や防除対策では間に合わない場合は下記の連絡先までお問い合わせください。
- ハクビシンやアライグマ等の捕獲には、箱罠をお貸ししています。詳しくは下記の連絡先までお問い合わせください。野生鳥獣を捕獲する場合は許可が必要になりますので、下記ページを参考にしてください。