公開日 2025年01月28日
更新日 2025年01月28日
全国の鳥獣による令和4年度の農作物被害は、被害金額が約156億円で前年度に比べ約0.5億円増加しています。伊勢原市の農業被害については、令和3年度は11,967千円、令和4年度は18,707千円、令和5年度は8,360千円で前年度から減少しているものの、未だに多額の被害が出ています。また、近年は人間生活に関わる生活被害も発生しており、有害鳥獣対策は重要な取組となっています。
被害の種類
農作物を食べられる被害を主に農業被害といいます。 しかし家庭菜園等は生活被害に分類される場合もあります。
- カキの木の枝を折られた
- ミカンの木の葉を食べられた
- 植えたばかりの野菜の苗や種を掘られた、食べられた等
人家等への侵入や糞害、威嚇する等の人間生活に関わる被害を生活被害といいます。
- 庭に侵入し、花壇を掘られたり植木鉢をひっくり返された
- 鳴き声がうるさい(サルや鳥類)
- 屋根裏で何か生き物が住み着いている(小動物など)
被害を減らすためには
農業被害
- アライグマやハクビシン等の中型動物にお困りの方へ
アライグマ、ハクビシンの捕獲について[PDF:328KB] (かながわ鳥獣被害対策支援センター作成)
※捕獲には市の捕獲許可が必要です。
- 農地を守るために(電気柵編)
電気柵設置のポイントについて[PDF:992KB] (かながわ鳥獣被害対策支援センター作成)
電気柵の維持管理について[PDF:746KB] (かながわ鳥獣被害対策支援センター作成)
- 農地を守るために(果樹管理対策)
鳥獣被害にあいにくい果樹の管理[PDF:1.28MB] (かながわ鳥獣被害対策支援センター作成)
- 鳥類の被害についての研究(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構ホームページ)
- 獣種別の生態と被害対策(兵庫県森林動物研究センターホームページ)
- 鳥獣被害対策コーナー(農林水産省ホームページ)
- 鳥獣害対策に関する研究成果(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 畜産研究部門)
生活被害
- アライグマやハクビシン等の中型動物にお困りの方へ
※生活被害の防除対策については害獣駆除の専門業者を紹介できる場合があります。
アライグマ、ハクビシンの捕獲について[PDF:328KB] (かながわ鳥獣被害対策支援センター作成)
※捕獲には市の捕獲許可が必要です。
- 動物との出会い頭の事故を防ぐために(集落環境整備)
潜み場を無くそう[PDF:784KB] (かながわ鳥獣被害対策支援センター作成)
- 野生鳥獣による人的、物損被害が発生した場合の民間保険の適用については、保険会社や契約内容にもよりますが、生命保険や傷害保険、損害保険によって補償対象となる場合がありますので、各保険会社にご確認ください。
対策をしても被害が減らない場合には
防護柵の設置や集落環境整備による防除対策をしても被害が減らない場合は「捕獲」による対策を実施します。
- シカやイノシシは猟友会と連携して罠を設置して捕獲をしていますが、被害が顕著な場合や防除対策では間に合わない場合は下記の連絡先までお問い合わせください。
- ハクビシンやアライグマ等の捕獲には、箱罠をお貸ししています。詳しくは下記の連絡先までお問い合わせください。有害鳥獣を捕獲する場合は許可が必要になりますので、下記ページを参考にしてください。
令和6年度 捕獲実績及び農業被害額(暫定)について
捕獲実績(令和7年1月1日現在)
ニホンジカ | イノシシ | 小動物(ハクビシン等) | 鳥類(カラス等) |
---|---|---|---|
70頭 | 81頭 | 168頭 | 68頭 |
農業被害額(令和7年1月1日現在)
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