公開日 2025年03月19日
更新日 2026年03月27日
帯状疱疹の定期予防接種が令和7年4月1日から始まりました。対象者は一部の自己負担で接種を受けることができます。
なお、帯状疱疹のワクチン接種は、法律上で受ける「義務」はなく、自らの意思で希望する方のみ接種をします。効果と副反応をよく理解した上で接種しましょう。主治医やかかりつけ医がいる方は、接種についてご相談ください。
公費助成を受けることができるのは、生涯1度限りです。
実施期間
令和8年4月1日から令和9年3月31日
対象者
次のうち、どちらかに該当する人が対象です。
- 令和8年4月2日~令和9年4月1日に65歳の誕生日を迎える人
- 60歳から64歳で、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する人
※令和7年度から5年間の経過措置として、その年度に 70、75、80、85、90、95、100 歳になる方も対象となります。それ以降の年は65歳の人のみ対象になる予定ですので、ご留意ください。
なお、これまでに帯状疱疹ワクチンを接種済みの人は、定期接種の対象外ですが、医師が必要と判断した場合は対象となります。
不活化ワクチンを任意接種(全額自己負担)として1回目を接種後、2回目を対象となる期間に接種した場合、2回目のみ一部自己負担で接種できます。
対象者には、令和8年3月中に接種券(ハガキサイズ・緑色)を送付します
| 年齢 | 生年月日 |
|---|---|
|
65歳になる人 |
昭和36年4月2日~昭和37年4月1日生まれ |
| 70歳になる人 | 昭和31年4月2日~昭和32年4月1日生まれ |
| 75歳になる人 | 昭和26年4月2日~昭和27年4月1日生まれ |
| 80歳になる人 | 昭和21年4月2日~昭和22年4月1日生まれ |
| 85歳になる人 | 昭和16年4月2日~昭和17年4月1日生まれ |
| 90歳になる人 | 昭和11年4月2日~昭和12年4月1日生まれ |
| 95歳になる人 | 昭和6年4月2日~昭和7年4月1日生まれ |
| 100歳になる人 | 大正15年4月2日~昭和2年4月1日生まれ |
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、水ぶくれを伴う発疹(水疱)が、皮膚に分布している神経に沿って帯状に出現する疾患です。水疱が見られる2から3日前から痒みや痛みを感じるようになり、1週間程度経つと水疱の多発や発熱、頭痛といった症状がみられることもあります。通常は2から4週間で皮膚症状がおさまります。
子どもの頃に水痘(みずぼうそう)にかかると、水痘・帯状疱疹ウイルスが体の中で長期間潜伏感染し、加齢や疲労によって免疫が低下した際などに「帯状疱疹」として発症します。また、皮膚症状が治った後も、長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があります。
原因となる水痘・帯状疱疹ウイルスに対しては、成人の9割以上が抗体を持っていることから、既にほとんどの人が感染していると考えられ、誰もが帯状疱疹を発症するリスクがあります。
帯状疱疹後神経痛について
帯状疱疹後神経痛は帯状疱疹の代表的な合併症で、皮膚病変が治癒した後に残存する神経障害性疼痛です。
皮疹消失後3か月以上にわたって疼痛が持続する場合を指し、痛みは数か月から数年にわたる場合があります。
帯状疱疹症例の10-50%で帯状疱疹後神経痛を生じるとされ、加齢に伴い、帯状疱疹後神経痛になる可能性は高くなります。年齢以外にも、帯状疱疹発症時の疼痛の程度、皮疹の数も関与するとされています。
特異的な治療法はなく、対症的に薬物療法などが行われます。
ワクチンについて
定期接種では1回の接種で完了する生ワクチンと、2か月の期間を空けて2回接種で完了する不活化ワクチンの2種類のワクチンのどちらかを打つことができます。不活化ワクチンの接種を希望する場合、遅くとも令和9年1月までに1回目の接種をすると、3月に2回目の接種が行えます。※交互接種不可。
※不活化ワクチンの2回目接種が3月末に間に合わない場合、助成を受けることができません。
予防効果について
| 帯状疱疹に対する効果 | 生ワクチン | 不活化ワクチン |
|---|---|---|
| 接種後1年時点 | 6割程度の予防効果 | 9割以上の予防効果 |
| 接種後5年時点 | 4割程度の予防効果 | 9割程度の予防効果 |
| 接種後10年時点 | ― | 7割程度の予防効果 |
※詳しくは厚生労働省ホームページをご確認ください。
接種後の副反応
副反応としては、接種箇所の反応として、うずくような痛み、熱を帯びる、腫れる、赤くなるなどが現れることがあります。
全身の反応として、筋肉痛、倦怠感、違和感、悪寒、頭痛、発熱などが現れることがあります。これらは通常2~3日で消失します。
まれに、重い副反応としてアナフィラキシー反応、血小板減少、ギランバレー症候群、蜂巣炎様反応等が報告されています。
予防接種健康被害救済制度
予防接種は感染症を防ぐために重要なものですが、極めてまれに健康被害の発生がみられます。万が一、定期の予防接種による健康被害が発生した場合には、救済給付を行うための制度があります。
接種費用
- 生ワクチン 1回あたり 2,700円(1回で接種完了)
- 不活化ワクチン 1回あたり 7,000円(2回で接種完了)
※生活保護世帯や市県民税非課税世帯の人は、接種の前に伊勢原市役所健康づくり課へ申請をすると費用が免除されます。接種の1週間前までに担当に申請してください。
※不活化ワクチンの2回目接種が3月末に間に合わない場合、助成を受けることができません。
実施方法・場所
次の医療機関で接種できます。なお、接種の際は、事前予約をお願いします。
【伊勢原市】 実施医療機関一覧(R8)[PDF:132KB]
【厚木市等】 実施医療機関一覧(R8)[PDF:151KB]
持ち物
マイナ保険証等(住所、年齢が確認できるもの)、接種券(ハガキサイズ・緑色)
その他
対象外の人も、任意接種(全額自費)で接種することができます。接種費用は医療機関により異なりますので、医療機関にお問い合わせください。
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