令和7年10月市長定例記者会見

公開日 2025年10月23日

更新日 2025年10月28日

日時 令和7年10月23日(木曜日)午前11時~正午

場所 伊勢原市役所2階 2C会議室

出席者

・報道機関:神奈川新聞、朝日新聞、読売新聞、時事通信、共同通信、TBS、タウンニュース ※順不同

・市側:市長、副市長、教育長、理事、危機管理課、教育総務課、商工観光課、農業振興課、市民協働課、こども若者支援課、健康づくり課 ほか
 ※所属は案件順に記載
 ※事務局:広報戦略課

内容

市長発表

  1. 避難所に5000枚の畳をお届け!全国畳店が協力するプロジェクト
     「災害時の避難所等における畳の調達等に関する協定」を締結 
  2. 資料の特別公開と「謎解き巡り」を同時開催!
    日向薬師 宝城坊宝殿特別展覧会

資料

令和7年10月23日記者会見資料[PDF:6.23MB] 

冒頭市長挨拶

本日はお忙しい中、定例記者会見にご出席いただき、ありがとうございます。

先般開催いたしました「伊勢原観光道灌まつり」では、多くの報道機関の方にお越しいただき、感謝申し上げます。第58回となる今年の道灌まつりは、初日はあいにくの雨となりましたが、2日目は天候に恵まれ、2日間で延べ29万人の方にお越しいただくことができました。

また、まつりのハイライトでもあります「太田道灌公鷹狩り行列」と、「北条政子日向薬師参詣行列」では、道灌役にお笑い芸人の尾形貴弘さん、政子役にお笑い芸人の福田麻貴さんをお招きし、賑やかなパレードで沿道のお客さまを大いに楽しませてくれました。今年も無事まつりが開催できましたこと、商工会や商店会、各種団体の皆様、関係者の皆様に、厚くお礼申し上げます。

さて、令和7年4月にオープンした「こどもみらいプラザ」が、このたび、オープンから半年を迎えました。

子育て支援センター「にじっこひろば」の利用者数は、9月末時点で3,959組、のべ人数で8,834人でした。こどもみらいプラザがオープンする前の昨年度と比較すると、利用者数は約1.7倍に増加しています。また、今年4月に新たにスタートした「子育て家庭紙おむつ等支給事業については、9月末までに、支給対象者全体の87.1%にあたる250件の申請がありました。引き続き、「こどもみらいプラザ」が子育て支援の拠点となるよう、体制の整備に努めていきたいと考えております。

また、今年7月の日米大学野球選手権大会で、大学侍ジャパン代表として活躍した、伊勢原市出身の小島大河選手について、今夜行われるドラフト会議において、上位での指名が期待されるところです。

小島選手は高部屋小学校、山王中学校を卒業した生粋の「伊勢原っ子」で、高校時代は東海大相模の正捕手として、全国選抜大会の優勝に貢献しました。現在は明治大学野球部で活躍しています。明治大学は、今年9月から11月まで行われている東京6大学リーグ戦で、先週の日曜日に、最終カードを残し、全勝で5季ぶりの優勝を決めました。

小島選手は、今大会でも4番バッターとして全試合で安打を記録するなど、リーグ優勝に大きく貢献しました。今後の活躍も楽しみです。未来に向かって躍進する小島選手を、市を上げて応援していきたいと思います。

さて、来月には、本格的な秋の行楽シーズンを迎え、大山の紅葉をはじめとする、秋ならではの催しが始まります。大山の紅葉ライトアップも予定しておりますので、各メディアで取り上げていただきたく、ご取材のほど、よろしくお願いいたします。

市長発表要旨

1.避難所に5000枚の畳をお届け!全国畳店が協力するプロジェクト
 「災害時の避難所等における畳の調達等に関する協定」を締結

本市は、能登半島地震などの近年の災害の教訓等を踏まえ、避難所の環境の向上と避難者の負担の軽減を図るため、全国の有志の畳店523店で構成された「5日で5000枚の約束。プロジェクト実行委員会」と、「災害時の避難所等における畳の調達等に関する協定」を締結します。

本協定の締結により、災害時には、市の要請に基づき、無償で、避難所まで畳の運搬・ご提供をいただけるようになります。

「5日で5000枚の約束。プロジェクト実行委員会」とは、東日本大震災を契機に、神戸市内の畳店らが立ち上げたもので、市内の畳店5店も、同プロジェクトにご参加をいただいております。

本日の記者会見の終了後、市役所4階の市長公室で、協定の締結式を執り行います。ぜひ、ご取材いただけますと幸いです。

2.資料の特別公開と「謎解き巡り」を同時開催!
日向薬師 宝城坊宝殿特別展覧会

このたび、日本遺産「大山詣り」の構成文化財であり、本堂や銅鐘など、国指定を含む数多くの指定・登録文化財を所有する日向薬師で、宝城坊宝殿特別展覧会を開催します。

本事業は、文化庁の補助制度である「令和7年度文化芸術振興費補助金」を活用して実施するもので、宝殿(ほうでん)内に保管されている、普段公開されていない18点の資料に焦点を当てた、特別展示となります。

実施期間は、10月31日(金曜日)から11月13日(木曜日)までで、時間は、午前10時から午後4時までです。

見どころの一つである、市指定文化財の「伝妙沢不動尊版木(でんみょうたくふどうそんはんぎ)」が展示・公開されるのは、約10年ぶりです。この版木は「描いた不動尊の絵から炎が出た」という逸話もあるほど絵が得意であった「妙沢(みょうたく)」という僧が描いた、不動明王が彫られたもので、市内の社寺に残る版木の中では最古・最大のものです。

また、武蔵坊弁慶が所有していたとのいわれがある「錫杖頭(しゃくじょうとう)」や、本市にゆかりの深い太田道灌が所有していたとのいわれがある「頬当(ほおあて)」なども展示されます。その他にも、普段は公開していない資料が見られる大変貴重な機会となります。

また、特別展示と同時に、宝城坊がある日向地区を周遊してもらうため、石雲寺や浄発願寺を対象とした、謎解きめぐりのイベント「古の記憶を紐解く 日向の足跡」を開催します。参加者には、文化財のコレクションカードをプレゼントいたします。

現地での取材、及び事業の周知について、よろしくお願い申し上げます。

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