令和8年4月市長定例記者会見

公開日 2026年04月23日

令和8年4月23日記者会見

日時 令和8年4月23日(木曜日)午前11時~正午

場所 伊勢原市役所2階 2C会議室

出席者

・報道機関:神奈川新聞、朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、東京新聞、時事通信、共同通信、タウンニュース ※順不同

・市側:市長、両副市長、教育長、発想クルリン課、健康づくり課、社会教育課(文化財係)、市民協働課、都市政策課(みどり公園係)、農業振興課(農林整備係)、子ども科学館 ※所属は案件順に記載、事務局は広報戦略課

内容

市長発表

  1. 「若年がん患者在宅療養支援事業」を開始 ~末期がん患者のサービス利用料を90%助成~
  2. 文化財多言語解説コンテンツが完成 ~デジタル技術で「多言語×3D」が実現~
  3. 平和ドキュメンタリー映像 「伝えたい想い~伊勢原成瀬地区~」を公開

資料

令和8年4月23日記者会見資料[PDF:3.72MB]

冒頭市長挨拶

本日はお忙しい中、定例記者会見にご出席いただき、ありがとうございます。今年度初めての会見となります。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

昨年度におきましても、本市に関わる多くの記事を掲載していただき感謝申し上げます。今後も、本市の魅力を積極的に発信してまいりますので、報道各社の皆様方のご理解・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

さて、私が「市政運営」から「市政経営」への転換を図るために発足させた発想クルリン課が、発足1年となりました。本日は、その取組成果について、いくつかご紹介いたします。

まず、個人向けふるさと納税の受入額は、約9千万円となり、昨年度の2倍超、令和元年度以降、最多の受入額となりました。企業版ふるさと納税については、私からのトップセールスはもちろん、企業のPR動画作成なども開始した結果、受入額は1,140万円となり、件数としては17件と、過去最多となりました。その他新たな取り組みとしては、メルカリShopsを通じた不用品の販売にも着手し、着実に、庁内全体で「稼ぐ意識」が醸成されてきていると感じております。また、現在は新たな取り組みとして、教育事業に関するクラウドファンディングを実施中です。ぜひ、取り組みなどについてご紹介いただければありがたく思います。

さて、昨年4月にオープンした「こどもみらいプラザ」が、このたび、オープンから1年を迎えました。子育て支援センター「にじっこひろば」の利用者数は、3月末時点で7,624組、のべ人数で1万6,792人でした。昨年度と比較すると、のべ利用者数は約1.7倍に増加し、多くの方が気軽に集まれる場所に成長しました。子育て支援にかかる施策については、妊婦健診費用の増額や産後ケア事業の拡大、保育体制の強化、こどもの居場所づくりなど、様々な角度から進めているところです。引き続き、子育て世代に選ばれる、子育てしやすいまちづくりに向けて取り組んでまいります。

また、文化庁の「日本遺産」に認定された、本市の事業「江戸庶民の信仰と行楽の地~巨大な木太刀を担いで『大山詣り』」が、平成28年の認定から今年4月で10周年を迎えました。この10年間、市では文化庁や観光庁の補助金などを活用し、構成文化財の施設改修や、地域通訳案内士の育成といったハード・ソフト両面の環境整備、また、旅行商品の創出や、モニターツアーの実施など、観光協会や、民間事業者などと連携しながら、地域一体となって様々な取り組みを行ってまいりました。今年度は認定10周年の節目として、記念イベントの開催などを予定しております。随時、お知らせしてまいりますので、ぜひ楽しみにしていてください。

また、昨年、埼玉西武ライオンズへドラフト1位指名で入団した、伊勢原市出身の小島大河(こじまたいが)選手が、今シーズン、プロの舞台で素晴らしい活躍を見せてくれています。プロ1年目となる今シーズン、デビュー戦からスタメンでマスクをかぶり、今シーズンのチーム第1号となる、プロ初のホームランを放ち、ヒーローインタビューでお立ち台にも立ちました。ルーキーがチーム第1号のホームランを放ったのは、西武ライオンズ77年の歴史で初めてのことです。クリーンアップでの出場が多く、チームの打撃をけん引し、勝利に大きく貢献することで、プロの舞台でも「打てる捕手」としてのポテンシャルをいかんなく発揮しています。小島選手の今後のさらなる活躍に、大いに期待するとともに、引き続き市を挙げて、応援していきたいと思います。

1.「若年がん患者在宅療養支援事業」を開始 ~末期がん患者のサービス利用料を90%助成~

市では4月1日から、40歳未満の末期がん患者への新たな支援事業を開始しましたので、ご報告いたします。

この事業は、40歳未満の末期がん患者が、訪問介護や訪問入浴介護、福祉用具貸与などのサービスを利用した場合に、対象経費の90%を助成するものです。

事業開始の背景でございますが、若年がん患者の在宅療養に係る介護サービス費用は、介護保険制度の対象外となるため、経済的負担が大きいことが課題となっています。

このことから、対象者は、在宅介護サービスを必要とする40歳未満で、医師から回復の見込みがない状態に至ったと判断され、かつ他の制度において、同様の助成または給付を受けることができないことが要件となります。

対象経費につきましては、訪問介護、訪問入浴介護、福祉用具貸与・購入などの利用料に対し、補助率90%としています。月額の限度額は5万4千円としております。

この事業により、在宅療養に必要な経費の一部を補助することで、患者の皆様が住み慣れた自宅で最後まで安心して自分らしい生活を送ることができるよう、しっかりと支援してまいります。

2.文化財多言語解説コンテンツが完成 ~デジタル技術で「多言語×3D」が実現~

このたび、大山阿夫利神社と日向薬師宝城坊において、文化財を多言語で紹介するデジタルコンテンツが完成しました。これは、文化庁の補助金である「文化財多言語解説整備事業」を活用して実施した事業です。

この補助金は、訪日外国人旅行者数増加、及び、訪日外国人旅行者が現地を訪れた際の満足度を向上させるため、デジタル技術を活用した文化財の多言語解説にかかるコンテンツを制作する事業を支援することを目的としています。

大山阿夫利神社では、日本遺産の構成文化財である「納め太刀」を3DCG化し、その文化と歴史を動画で紹介するコンテンツを製作しました。

動画は、実写とアニメーション映像を組み合わせた内容となっており、アニメーションキャラクターの声には、「呪術廻戦」の「乙骨憂太」、「新世紀エヴァンゲリオン」の「碇シンジ」などで有名な人気声優の緒方恵美さんらを起用しています。

日向薬師宝城坊では、普段は年5日の開帳日にしか拝観できない本尊の薬師三尊像、さらに、その本尊を安置している厨子を3DCG化し、タブレットやスマートフォンで様々な角度から鑑賞できるサイトを整備しました。また、写真と映像でお寺の歴史を学べるストーリーページもご覧いただけます。

いずれも、現地では看板とパンフレットを設置しており、記載されているQRコードを読み込むと、5カ国語に対応したページをご覧いただけます。さて、本日、ご出席の皆様に、実際に現地で公開されている映像コンテンツをご覧いただければ思います。ぜひ、ご覧ください。【コンテンツ公開】

これらのコンテンツをきっかけに、国内の観光客だけでなく、訪日外国人客に対しても伊勢原の歴史・文化に触れていただき、知識を深めていただくことを期待しています。

3.平和ドキュメンタリー映像 「伝えたい想い~伊勢原成瀬地区~」を公開

本市では、戦争の記憶を風化させることなく、平和の尊さを次世代へ伝えることを目的に、東海大学文化社会学部広報メディア学科水島研究室と協働して、平和ドキュメンタリー映像を制作しました。

映像制作にあたっては、水島研究室で構成の立案や撮影、編集等を行い、本市は撮影にかかる調整及び制作に係る費用の一部を負担しております。

本市では、平和意識の醸成を図るため、戦後70年の節目にあたる、平成26年度から、水島研究室との協働事業として、戦争体験者のインタビュー映像制作を開始しました。

令和元年度までに、戦争体験者へのインタビューを中心とした15作品を制作し、公開してまいりましたが、近年、インタビューに応じていただける方が減少してきたことから、令和2年度から、市内7地区に現存する石碑や建造物等への取材を通じて、戦争の悲惨さ、平和の尊さを伝える平和ドキュメンタリー映像「伝えたい想いを乗せて」を制作することとなりました。

これまで、ほぼ1年度に1つのペースで、市内の各地区にスポットを当てて映像を制作しております。地区の選定につきましては、例年、水島教授と、同研究室の学生と打ち合わせを行った上で決定しており、事業を開始した令和2年度は比々多地区、3年度は大田地区、4年度は伊勢原北地区、5年度は高部屋地区、7年度は大山地区を取り上げてきました。

6作目となる今回は、成瀬地区となり、残るは伊勢原南地区だけとなっております。今回の映像では、成瀬地区在住の市民より寄贈を受けた、戦時中の記憶が刻み込まれたアルバムに着目し、写真による「記憶の継承」について取り上げています。映像は、4月28日(火曜日)午前8時30分に、市公式YouTubeで一般公開する予定です。公開に先立ちまして、本日、ご出席の皆様に、映像の導入部分をご覧いただければ思います。情報収集やインタビュー、映像制作などを、大学生が主体となって行い、約半年をかけて作り上げた映像作品です。ぜひ、ご覧ください。【映像公開】

市では、今後も、伊勢原市平和都市宣言に基づき、戦争の悲惨さや平和の尊さを次世代に継承するための事業展開を図ってまいります。

PDFの閲覧にはAdobe社の無償のソフトウェア「Adobe Acrobat Reader」が必要です。下記のAdobe Acrobat Readerダウンロードページから入手してください。

Adobe Acrobat Readerダウンロード
このページの
先頭へ戻る